フィギュアスケート分析ノート
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「歴代最も困難なプログラム」→妄言もいい加減にしろ
韓国のメディアによると、キムが「もっとも難解のプログラム」を予定している(笑)そうなので、

①前半ジャンプの基礎点
②後半ジャンプの基礎点
③前半後半総合得点

―・・・を、他の選手達と比べてみました。

各選手が五輪で取組んでくるんだろうなと思うジャンプ構成はこちらの記事にまとめました。年齢制限で出られない選手も含めましたが、GPファイナリストでしたので、考慮しました。
予定しているジャンプの基礎点ですので、成功させた基礎点のジャンプではありません。
コストナーや鈴木は今シーズン不調もあり、一体なにを予定しているのかよくわからなかったので含めませんでした。すみません。
タクタミのジャンプは3S2Tなのか、3Lz2Tなのか、ちょっとわからなかったので片方を選びましたが、どちらも後半に飛ばれているので基礎点に変わりはないです。

FP-jumpcmpt1.png
FP-jumpcmpt2.png

・ポゴラリヤとラディオノワはとても似た構成です。二人とも難しいコンビネーションジャンプを前半に決めてくるため、前半ランキングでは上位にきますが、後半ランキングでは下位になります。他の選手達も大体前半の順位が高ければ、後半が低くなり、前半の順位が低ければ、後半が高くなる、というパターンを踏んでいますが、浅田のみが両方とも上位に入っています。浅田の構成は単独ジャンプで8.5点も稼げる3Aを前半に、そして難易度の高い3F2Lo2Loや2A3Tを後半に飛ぶため、前半も後半も上位に入るのでしょうね。
・「歴代最高難易度のプログラム」を予定し、難しさのあまり後悔したと語ったキムヨナの順位は・・・・前半ランキングは11人中6位。後半も下から探したほうが早い。


さて、総合点ですが・・・・
FP-jumpcmpt3.png

キム、最下位
まさか出産して1年もたたない安藤より低レベルの構成だったとは。

そもそも、キムは前半でも微妙なジャンプ構成なのに、後半ランクでも下位につけば、必然的に総合点が他の選手より低くなります。上記でも説明したように、他の選手達は前半が強ければ後半が弱く、前半が弱ければ後半を強くというパターンでバランスをとっているので。

1位の浅田に続き、ロシア女子がずらり!
残念ながらラディオノワは年齢制限のため五輪には出場できませんが、どの女子が来ても技術的に長けているので、ベテランスケーターもうかうかしてられないですね。


PCSもランク付けてみました。
FP-jumpcmpt4.png
今シーズンのみを対象にしたので、キムと安藤は非公式試合のものになりますが・・・


・・・お気づきでしょうか。
前半ジャンプ→11人中6番目
後半ジャンプ→11人中9番目
ジャンプの基礎点→最下位

なのに、
FP-jumpcmpt5.png
PCS→1位


去年の世界選手権では73点でしたっけ。
この高すぎるPCSについては腐るほどおかしいという記事が見つかるので、検索してみてください。

いろいろ手遅れな競技ですから、五輪ではおそらくキムは76点ぐらいは獲得すると思います。いつもながら演技内容と点数がかみ合わないのはもちろんのことですが、どの放送局も公式試合であるグランプリファイナルで演技をしている浅田の解説にキムの名前を連発していました。しかも、ミスがありながらも浅田を上回ったと。そんな解説ではまるでキムが浅田よりとんでもなく強い選手かのようにしか聞こえません!キムがまともな公式試合に出たのは、五輪から3試合だけ!!なのに、毎回いないのにいるかのような報道をし続けてくれたおかげで、この4年間でキムヨナが3試合しか公式試合に出場してないということを知らない方が多いんじゃないでしょうか?

非公式と公式試合では比べられないと思いの方もいるかもしれませんが、キムの得点は明らかに浅田を意識してると私は思います。実際に、各国の解説者も浅田の演技のたびにキムヨナの名前を出してましたし、五輪シーズンに浅田VSキムのライバル構図が一切意識されず採点されるとは到底思えません。

韓国ってインターネットがないのか?と思うほど、ちょっと調べればわかりそうなことをなぜ今だに知らないのかが不思議です。


おまけ
リプニツカヤとキムの点差を分析

lipvskim1.png
lipvskim2.png
キムの画像なんてリプの隣に乗せたくなかったので。

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JrとSr女子が3+3と3Aに挑戦した回数・浅田VSキム
浅田とキムを除いたジュニア女子とシニア女子が挑戦した3+3と3Aの回数を調査しました。

浅田が挑戦した3+3はこちらの記事にまとめてあります。
浅田が挑戦した3A/3A+2Tはこちらの記事にまとめてあります。
キムが挑戦した3+3はこちらの記事にまとめてあります。

「浅田がトリプルアクセルを飛んだー!」「キムが3+3決めたー!」等の解説は腐るほど聞いてきましたが、彼女たちの最強の武器は種類が違うため、視聴者には難易度や希少性も伝わりにくいと思います。

そこで!!今回は、

ジュニア&シニア女子が挑戦する3+3の種類とその挑戦回数

ジュニア&シニア女子の3A・3Aコンボの挑戦回数


の、2つを調査しました。

今回参考にした大会と対象は下記のとおりです↓

・2006年から現在までのジュニア世界選手権
・2006年から現在までのジュニアグランプリファイナル
・2006年から現在までのシニア世界選手権
・2006年から現在までのシニアグランプリファイナル

! <,<<,e, !, 等のミスを省いている。
! 予定していても、プロトコルで認められなかったものは省いている

統計のまとめ:
(*浅田とキムを除く)

ジュニア女子JUNIORS
シニア女子SENIORS
3T+3T
36
3T+3T
57
3S+3T
10
3F+3T
13
3F+3T
13
3Lz+3T
11
3Lz+3T
34
3Lz+3Lo
5
3Lz+3Lo
3
3A
4
3A
0
3Aコンボ
0
3Aコンボ
0
 
 

■なぜ浅田とキムを省いたのでしょうか?
最終的に浅田VSキムの比較をまとめた記事を書き上げたいからです。浅田とキムを省くことによって、彼女たちと他の選手と比べることが出来ます。浅田とキムの3+3・3Aの挑戦回数は上記をご覧ください。リンクが張ってあります。

■なぜジュニアも含めているのでしょうか?
ジュニア選手のほうがジャンプが盛んに跳べるからです。難易度の高い3+3ジャンプは10代の女子のほうがベテランより定期的に挑戦してくることが多いです。優れた選手は早めにシニアに移ることが多いですが、ジャンプだけなら、体が未発達な女子のほうが優れているようです。

■なぜ4大陸・GPS・EU・その他の大会すべてを含めないのでしょうか?
殺ス気デスカ・・・・ゴホゴホッ、
「女子の後半3連続」や「男子の後半3連続」の調査をしたとき気づいたのですが、GPファイナルと世界選手権がもっとも難易度の高いジャンプに挑戦されてます。


解説はいつもどおり、まとめ画像の後にあります。


まとめ画像①:ジュニア大会

ladies33-1a.jpg

まとめ画像②:シニア大会
ladies33-1b.jpg


解説

2006~現在のまとめ:
(*浅田とキムを除く)
ジュニア女子JUNIORS
シニア女子SENIORS
3T+3T
36
3T+3T
57
3S+3T
10
3F+3T
13
3F+3T
13
3Lz+3T
11
3Lz+3T
34
3Lz+3Lo
5
3Lz+3Lo
3
3A
4
3A
0
3Aコンボ
0
3Aコンボ
0
 
 

ジュニア女子の挑戦
ランキング
シニア女子の挑戦
ランキング
3T+3T
36
3T+3T
57
3Lz+3T
34
3F+3T
13
3F+3T
13
3Lz+3T
11
4
3S+3T
10
4
3Lz+3Lo
5
5
3Lz+3Lo
3
5
3A
4
6
3F+3Lo
0
6
3F+3Lo
0
6
3A
0
6
3Acombo
0
6
3Acomob
0
合計
90
合計
96
 
 
 


結果①:ジュニア女子の3T+3T挑戦回数と3Lz+3T挑戦回数が2回しか変わらない。3Lz+3Tと3T+3Tの挑戦回数が同じなジュニアとは違い、シニアは・・・ちょっと悲しいことになっている。1番挑戦されているのは57回の3T+3Tで次に13回の3F+3Tです。あまりにも挑戦回数に差がありますね。ただ、シニア女子の3F+3Tと3Lz+3Tの挑戦回数が2回しか変わりません。つまり、シニア女子にとって、この2つのジャンプの難易度は変わらないのでしょうね。

結果②:ジュニアの3Lz+3Loはすべてアデリーナ・ソトニコワ選手によるものです。そして、シニアの3Lz+3Loは安藤美姫とソトニコワ選手によるものです。安藤はGPF・WCでは挑戦してなかったようですが、別の大会で3T+3Loを何回か成功されてます。

結果③:シニアGPF・WCでは挑戦されていないジャンプ:
3Aや難易度の高いセカンドLoはさておいて、Jrが挑戦している3S+3TはSrでは挑戦されていません。挑戦されていないといえば、3Lo+3Tも挑戦されていませんね(どこの大会でだったか、コルピが挑戦していたような気がするのですが・・・・)。

結果④:3Aの挑戦はJrとSrを含め、4回しか挑戦されていません。



浅田・キムをその他の女子全体と比べて・・・

浅田が挑戦した3+3はこちらの記事にまとめてあります。
浅田が挑戦した3A/3A+2Tはこちらの記事にまとめてあります。
キムが挑戦した3+3はこちらの記事にまとめてあります。

浅田とキムの挑戦回数をまとめた記事は計13大会を考慮して統計を取りましたが、この記事はGPFとWCのみを考慮してるので、あたらめてWC・GPFのみを考慮した彼女たちの比較テーブルを作りました。

浅田・キムのGPFとWCのみの調査をしてまりました。結果は下記のテーブルのとおりです。

浅田とキムのシニアキャリアをファイナルと世界選手権のみで比較
浅田真央が挑戦したジャンプ
3+3/3A/3A+2T
後半3連続
*は後半に飛んだものを示してます)
キムヨナが挑戦したジャンプ
3+3
後半3連続
(*は後半に飛んだものを示してます)
大会名
(SP/LP)
ジャンプの種類
大会名
(SP/LP)
ジャンプの種類
GPF05(SP)
3F+3Lo
GPF06(SP)
3F+3T
GPF05(LP)
3A
GPF06(LP)
3F+3T
3Lo+2Lo+2Lo*
3Lz+2T+2Lo*
GPF06(LP)
3A
WC07(SP)
3F+3T
WC07(SP)
3F+3Lo
WC07(LP)
3F+3T
WC07(LP)
3A/3F+3Lo
GPF07(SP)
3F+3T
3Lz+2Lo+2Lo*
GPF07(LP)
3F+3T
GPF07(LP)
3A/3F+3T/3F+3Lo*
WC08(SP)
3F+3T
2A+2Lo+2Lo*
WC08(LP)
3F+3T
WC08(SP)
3F+3Lo
GPF08(SP)
3F+3T
WC08(LP)
3F+3T/3F+3Lo*
GPF08(LP)
3F+3T
2A+2Lo+2Lo*
WC09(SP)
3F+3T
GPF08(SP)
3F+3Lo
WC09(LP)
3F+3T
GPF08(LP)
3A/3A+2T
GPF09(SP)
3Lz+3T
WC09(SP)
3F+3Lo
WC09(SP)
3Lz+3T
WC09(LP)
3F+3Lo/3A
WC09(LP)
3Lz+3T
WC10(SP)
3A+2T
WC10(SP)
3Lz+3T
WC10(LP)
3A/3A+2T
WC10(LP)
3Lz+3T
3F+2Lo+2Lo*
WC11(LP)
3Lz+3T
WC11(SP)
3A
2A+2T+2Lo*
WC11(LP)
3A
WC13(SP)
3Lz+3T
3F+2Lo+2Lo*
WC13(LP)
3Lz+3T
WC12(SP)
3A
2A+2T+2Lo*
GPF12(LP)
3Lo+2Lo+2Lo*
-
 -
WC13(SP)
3A
-
 -
WC13(LP)
3A
-
 -
3F+2Lo+2Lo*
-
 -
浅田真央の挑戦まとめ
キムヨナの挑戦まとめ
3F+3Lo
6
3F+3T
13
3F+3Lo*
2
3Lz+3T
8
3F+3T
2
2A+2T+2Lo*
2
3A
10
3Lz+2T+2Lo*
1
3A+2T
3
 -
-
2A+2Lo+2Lo*
2
 -
-
3Lo+2Lo+2Lo*
1
 -
-
3F+2Lo+2Lo*
4
 -
-
3Lz+2Lo+2Lo*
1
 -
-

後半3連続も記入しましたが、この記事では後半3連続にはふれません。上記のテーブルはご覧のとおり、「2006年から現在までの」「GPS・WCのみ」を考慮しています。キムヨナ選手の2005年のジュニア時代の成績を入手しようとしたのですが、ISU公式サイトでリンクが壊れていたため不可能でした。

この記事を読むにいたって、注意点がいくつかあります。

①<,<<,e, !, 等のミスを省いている。ただ、この点にも記事に再度触れています。
②予定していても、プロトコルで認められなかったものは省いている
③悪魔で選手達を評価する1つの方法です。(この分析に限らず、どの分析でもそうです)
私は浅田VSキムに関しては浅田派です。それが根本的に受け付けられない方は読まないようにしたほうがいいと思います。ただキムの情報が欲しかっただけなのであれば、上記のテーブルだけをご覧ください。わざわざ不快な記事を読まれる必要はありません。
⑤この記事だけでは「なぜ浅田派なのか」は語りきれません。多方面から浅田VSキムの問題に触れていきたいですが、この記事での反論は彼女たちの武器の話題のみでお願いします。


!!!下記の記事で書かれている挑戦回数は
2006年から現在までに行われたWC&GPファイナルのみについてです!
浅田・キムのキャリア上での成績を語る場合にはちゃんと示します。


浅田VSキムの最大の武器を比べた結果のまとめ:

2006 年から現在までに行われた世界選手権とGPファイナルのプロトコルから浅田とキムの最大の武器を比べた。浅田とキムを除き、Jr&Sr女子がもっとも 挑戦する3+3はトウループ・トウ ループ。しかし、JrのT+Tの挑戦回数とLz+Tの挑戦回数はほぼ変わらない。そしてSr女子も、3Lz+3Tと3F+3Tの挑戦回数がほぼ変わらない。つまり ジュニアにとっても、シニアにとっても、3Lz+3Tは特別不可能な技ではない。3Lz+3Loは3T+3T/3F+3T/3Lz+3Tよりもずっと希少価値が高くなり、このジャンプをSr大会で決めたのは安藤とソトニコワのみ。キムの3F+3T/3Lz+3TはJrとSrの女子たちと比べて浅田・安藤・ソトニコワほどの希 少価値も難易度も高くはない。ただ、キムは高確率で3+3を成功させ加点をもらえる。その一方で、浅田の成功率はキムより低いが、彼女しか挑戦できない技に挑戦している。WC&GPFで3F+3Lo(前半・後半)に挑戦したのは浅田のみ。付け加えて彼女は3Aと3A+2Tに挑戦している。浅 田とキムの成功率・難易度・希少性を考慮して結論を出すとなると、やはり一般的に言われている『ファイターの浅田』と『出来栄えのキム』ということに落ち 着くようだ。




浅田真央とキムヨナの最大の武器は?

浅田真央が飛べる最強の3+3は3F+3Loと3F+3Tですが、セカンド3Loのほうが挑戦されています。キムヨナは常にセカンド3Tですが、ファーストジャンプをLzにするかFにするかでバリエーションを増やしています。浅田は後半にセカンド3Loを飛べる一方で、キムは3+3を後半に飛んだことはありません。浅田真央には3+3以外にも単独トリプル・アクセルと3A+2Tがあります。

浅田真央:3F+3Lo(6回)/後半3F+3Lo(2回)/3F+3T(2回)/
3A(10回)/3A+2T(3回)・・・計5種類
キムヨナ:3F+3T(13回)/3Lz+3T(8回)・・・計2種類


多才なのは浅田のほうです。浅田はキムヨナにはないセカンドトリプルループや、後半にセカンドトリプルを飛ぶ技術・体力・能力がある。加えてトリプルアクセルです。しかもコンビネーションで飛んでいます。

しかし、プロトコル上キムヨナの3+3の成功率はとても高いです。加点もたくさんもらっています。一方浅田はなんらかしらのエラーが付いていることが多いです。

両者とも優れたジャンパーです。シニア女子が好む3+3は「3T+3T」だという結果の中、浅田もキムも高難易度のジャンプを取組んでいる。2006年から現在までに行われたGPFとWCでキムは13回3F+3Tに挑戦していて、浅田・キムを除くSr女子達が挑戦したのが13回。つまりキムが半分を占めてます(26分の13回)。キムの最強のジャンプである3Lz+3Tはジュニア女子は34回挑戦し、シニア女子は11回挑戦しています。WC・GPFのシニアにおいて、キムは3F+3T・3Lz+3Tの挑戦回数に4、5割ほど貢献していますが、難易度や希少価値は浅田真央のほうが上です。

ジュニア・シニアを含め、WCとGPFで3F+3Loに挑戦し成功させているのは浅田真央のみです。まして後半に飛んでくるような選手はいません。そもそも3Loを飛んでくる選手は稀で、SPではセカンド3Loの貴重価値はセカンド3Tに比べ、10.2倍。FPではセカンド3Loの希少価値はセカンド3Tの22.1倍です(参考:下記をご覧ください)。その10倍、20倍の価値があることを浅田真央はSPでもLPでもやってのけている半面で、キムヨナはキャリアで一度も成し遂げたことはありません。キムは前半で3+3を飛んだことはあっても、浅田のように後半に3+3を飛べたことはありません。つまり浅田真央は:

SPでは10倍の価値があるセカンドループに付け加え
LPでは22倍希少価値のあるジャンプに挑戦し、
後半に誰も挑戦しないセカンド3Lo(3F+3Lo)に挑んだこともある

・・・ということです。

浅田真央はキムヨナとは違い、3+3以外にも武器があります。

『トリプルアクセル』と聞けば、日本人なら『伊藤みどり』や『浅田真央』と思い浮かべる方が多いでしょうね(中野選手はそこまで宣伝されてなかったと思うので、伊藤や浅田より知名度は低いと思います)。浅田に毎度『飛ぶか否か』を迫られるこのジャンプですが、このジャンプは果たしてどの程度希少価値があるのか。

2006年から現在まで(キムと浅田を除き)シニア大会で中野由加里選手が5,6年前に4回単独3Aに挑戦したのみです。ほとんど挑戦されないこのジャンプを、浅田はシニアキャリアで30回挑戦しています(GPF&WCに絞ると、彼女が挑戦したのは10回です)。そして誰も挑戦してない3Aコンビネーションですが、浅田は3A+2Tに3回挑戦しています(シニアキャリア上は9回)。3F+3Loの挑戦者は浅田を除いて存在しません。このように、浅田には2006年から現在まで行われたGPF/WCで、誰も挑戦しないジャンプを最低2種類(3F+3Lo・3A+2T)挑戦してきた貴重な選手なのです。キムヨナは成功率は高いですが、彼女のジャンプの希少性や難易度は浅田ほどではありません。

浅田とキムのみを比べただけではなく、ほかの大勢の選手の成績も考慮した上で出した結果です。浅田真央にはこれができない、キムにはこれができない、と短所を比べるのではなく、彼女たちの長所を他の選手達と比べました。


浅田がセカンドTが苦手だというように書かれている方が多いですが、3A+2Loではなく3A+2Tを選んだのは、やはり彼女にとってもセカンドLoのほ うが難しいからでは?と思います。アクセルからループが飛べないだけでは、と思いの方、違います。上記のテーブルにも書きましたが、浅田はアクセルから ループの2連続をプログラムの後半に飛べる選手です(2A+2Lo+2Lo)。少なくともセカンド『ダブル』ジャンプに限ってはトウループのほうが飛びや すいのでしょうね。

参考:
TvsLo1a.png
計算法:
フリープログラムのセカンドTとセカンドLoの比較:

セカンド3TがSPで挑戦される回数は:2.04回
セカンド3LoがSPで挑戦される回数は:0.2回

2.04÷0.2=10.2倍

セカンド3TがLPで挑戦される回数は:2.65回
セカンド3LoがLPで挑戦される回数は:0.12回

2.65÷0.12=22.1倍
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Toe vs Loop:女子がよく挑戦する2nd/3rdジャンプはどれ?
3Aや4Sがすごい!ということは、スケートに魅了された方ならちょっと勉強すればわかることですが、セカンドやサードジャンプに使われるTとLoの差がわかりにくいと感じている方もいらっしゃると思います。そこで!こんなランキングを作りました:

女子達が試合で、
よく挑戦するセカンドとサードジャンプは?

☆一試合観戦したら見るジャンプの平均回数も右隣に書きました

1位フリーの2T・・・16.7回

2位ショートの2T・・・5.0回

3位フリーの2Lo・・・4.7回

4位フリーの3T・・・2.7回

5位ショートの3T・・・2.0回

6位ショートの2Lo・・・0.49回

7位ショートの3Lo・・・0.20回

8位フリーの3Lo・・・0.12回


...つまり、フリーの試合を観戦したらおよそ17回ほどセカンド又はサード2Tを見ることになるでしょう。

注意:キムヨナと浅田真央を省いています。理由は下記に記してあります。
このランキングは2006年から2012・2013年のGPシリーズの試合内容を元に作られました。
すべてコンビネーションジャンプの2nd/3rdジャンプです。単独ではありません!
注意2:3Tは必ずしも3+3ジャンプというわけではないです。2A+3Tの場合もあります。
注意3:あくまで挑戦であって、「成功したジャンプ」だけではありません!




TvsLo1a.png

tvslo-1.jpg




解説+個人的な感想:

まず最初に、このデータを集めようと思い立ったのは浅田真央うんぬんは置いても、セカンド・サードループの扱いがひどいと感じていたからです。トウループとループの点差がほとんどないのも理由のひとつでしょうし、美しい簡単なトウループを飛んだほうが、難しいループを飛ぶより、GOEがつきやすいのも問題なのだと思います。

ここ数年、キムヨナが苦手としているためか、ループの扱いがさらにひどくなったと思います。ひとつは、解説者がループが難しいということは言わなくなったということです。視聴者はただの2回転ジャンプだとしか認識しません。単独3Loを飛べない選手がFull Package【フル・パッケージ=すべてを兼ね備えた選手】呼ばわりされることが、大変腹立たしいのです。セカンド3Tは難しいです。ただ、それ以上にループジャンプには貴重価値がありますし、トウループより認定を厳しくする必要性を感じない。

今回はキムヨナと浅田真央の試合結果を除き、両者をその他の選手と比較して、果たしてどちらの選手の方がより難しい技に挑戦しているのかを証明することにしました。その結果を導き出すことで、どちらの選手のほうが、より引退したときに惜しまれる人材かを判別したいと思います。

今回のランキングはループジャンプの価値を訴えたい気持ちもあり、セカンドジャンプに飛ばれるのは果たして2T・2Lo・3T・3Loのどれなのかを証明しました。(その他のセカンドジャンプは除きました。例:2A、1Lo等)

その結果:上記のグラフやテーブルから計算できますが、

ショートではセカンド2Loに挑戦することよりも、
3Tに挑戦するのを好む選手が4倍多いのです。
2Tを挑戦するのを好む選手にいたっては10です。

フリーではセカンド3Tに挑戦する選手は
セカンド3Loに挑戦する選手に比べて22.5倍多いです。

ちなみにこのランキングは「もっとも挑戦されるランキング」ですので別名・・・
もっともありがたくないセカンドジャンプランキング

1位フリーの2T・・・16.7回←キムヨナがよく使う
2位ショートの2T・・・5.0回←浅田真央(3A+2T)
3位フリーの2Lo・・・4.7回←浅田真央がよく使う(3F+2Lo+2Lo等)
4位フリーの3T・・・2.7回←キムヨナ(3Lz+3T)+
浅田真央(2A+3T,3F+3T等)
5位ショートの3T・・・2.0回←キムヨナ
6位ショートの2Lo・・・0.49回←浅田真央(3F+2Lo)
7位ショートの3Lo・・・0.20回←浅田真央(3F+3Lo)
8位フリーの3Lo・・・0.12回←浅田真央(3F+3Lo)

フリーでも少ないながらも試合によっては、2Loより3Tが飛ばれているものもあります。3Loに限っては、98試合中1試合だけ、3Tを上回っています。ちなみに、3Loや2Loが多くなる試合は7~8割がたの確立で安藤美姫が出場しています。日本のスケーターがループを得意とし、取り入れてくれるのは嬉 しいですね。後カナダのLacoste選手もよく2Loを飛ばれていたようです。キムヨナと浅田真央を比較したら、2Loや3Loを挑戦する浅田真央の 「選手であってくれる有難味」は数倍以上あります。キムヨナが引退しようと、別に見られなくなるジャンプはありませんが、浅田真央が引退すれば、見られなくなるジャンプが多数ありますね。3Tに挑戦する選手が3Loに挑戦する選手より22.5倍多い世界だからこそ、浅田真央の3Loを必要 以上に厳しく判定したり、安藤美姫のセカンド3Loも認めない意向を示したジャッジたちに、ブチ切れるファンが多かったのです。さらにキムヨナ信者にとどめをさすなら、3Aは浅田真央を除いて飛べるのはゼロ人ですから、GPS(06/07'~12/13')に出場した選手達(キムヨナ・浅田除く)が何万回試合を繰り返そうと3Aは観られません。安藤美姫は過去に4Sを練習で決めるシーンが見られたりしたので、4Sは見られるかもしれないですね。付け加えて、浅田真央と安藤美姫はキムヨナとは違い、貴重価値の高いセカンド3Loも決めたこともあります。結局、キムヨナが何万回試合に出場しようとも、キムヨナしか飛べないジャンプは存在しないのです。

Loの値打ちを理解しようともしない韓国人は、こういう人たちですからね↓
「3Lz+3Tは6回転で、3A+2Tは5.5回転だからヨナのほうがすごい!」笑

作られた栄光にすがり、YOUTUBEや掲示板を荒らし、真実を見つめない集まりなので、難易度を説明しても馬に念仏なのですが、彼等は本当にうっとおしいです(ああ、馬は静かでいいなあ)。いい加減黙ってくれないかな?(怒)と、苛立ちを感じてたので、この際はっきりトウループとループの格の 差を数学的に見せました。

最後に、私はキムヨナが得意とする3Lz+3Tが無価値だとは主張してません(セカンドトウループジャンプ類ではトップクラスですし)。「3+3にもいろんな種類がある!だから3Lz+3Tがすごいんだ!」という主張は通ってますが、3Aとなると、なぜか3Lz+3T が6回転で、3A+2Tは5.5回転だからねーという主張をしてくるのは矛盾しています。もしこれが通るなら、3T+3Tと3Lz+3Tは両者とも6回転で難易度が同じということになりますし、もし回転数がすべてなら、前者の「3Lz+3Tがすごいのは難しいジャンプだから」といった主張がおかしくなります。

私の主張:ジャンプには回転数だけでは語れない難易度というものが存在する。セカンド3Loがセカンド3T以下の「挑戦するだけ無駄なジャンプ」になってる現状が残念だ。

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ソチ五輪の優勝候補はだれだ!?ver.2013/07
前回のランキングから足された選手:
女子:安藤美姫/長洲未来/李子君/ユリア・リプニツカヤ/アデリーナ・ソトニコワ/ケイトリン・オズモンド
男子:無良崇人/町田樹/デニス・テン/ケヴィン・レイノルズ
前回のランキングから足された大会:ヨーロッパ選手権

データはすべて2006年から現在(2013年7月)のものを考慮しております。


女子1位、韓国のキムヨナ選手
男子1位、日本の羽生結弦選手


女子2位、ロシアのアデリーナ・ソトニコワ選手
男子2位、カナダのパトリック・チャン選手


女子3位、日本の浅田真央選手
男子3位、スペインのハビエル・フェルナンデス選手

女子4位、日本の鈴木明子選手
男子4位、日本の高橋大輔選手

女子5位、日本の安藤美姫選手
男子5位、チェコの
ミハル・ブジェシナ選手




2006年から現在(2013年7月)までの試合記録を元に
ソチ五輪で優勝しそうな選手は誰だ!?というランキングを
以下の要素を考慮し作成した:

1.ショートプログラムの平均TES
2.
ショートプログラムの平均PCS
.ショートプログラムのTES成長率
4.ショートプログラムのPCS成長率
5.ショートプログラムのパーソナルベスト
6.フリープログラムの平均TES
7.フリープログラムの平均PCS
8.フリープログラムのTES成長率
9.フリープログラムのPCS成長率
10.フリープログラムのパーソルナルベスト
11.SPとLP(フリー)の総合パーソナルベスト

と、11要素を含めての結果です。
GOEランキングは?と思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、
GOEは(1)(3)(5)(6)(8)(10)(11)に含まれているので
さらにGOEを調べてランク付けする必要性はないと感じました。
あと、GOEのデータ集めは骨が折れます・・・・。すみません。

*TESgr=TESの成長率、PCSgr=PCSの成長率です。gr=Growth Rateを略しました。
overallranking-3.jpg


overallranking-4.jpg
 

女子のデータ↓
ladies-t1.jpg

ladies-t2.jpg


ladies-t3.jpg



男子のデータ↓
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males-t2.jpg


males-t3.jpg

FC2 Analyzer

気になる点:

1.コストナーの点数

平均TESは上位の中でも下の下。ただ、平均PCSは上の上。
TESの成長率も低いまま、PCSの成長率は点数はもらえるだけもらってるので、それ以上あげるわけにもいかないので、PCS成長率は低いまま。

コストナのフリーをご覧ください。

KostnerLP.png

そ こまで難易度の高い構成を取組んでない(または取組んでいたとしても失敗続き)のでTESが低いのは必然ですが、ここまでTESのライン(青)が荒れてい るのにもかかわらず、PCSは上がり続けている。ちなみに、バンクーバー前の浅田とコストナーのフリープログラムの成績を比べてみました。

bf-v-kostner.png

bf-v-asada.png

浅田のTESは非常に高いにもかかわらず、
TES平均点が11点低いコストナーよりPCS成長率が低い。そして、
コストナーのPCSはなぜか浅田と4点ほどしかかわらない。
コストナーはPCSのほうで3A分九歳してもらえているようです。



もっとも技術点の高い選手はだれだ!?ver.2013/07
前回のランキングから足された選手:
女子:安藤美姫/長洲未来/李子君/ユリア・リプニツカヤ/アデリーナ・ソトニコワ/ケイトリン・オズモンド
男子:無良崇人/町田樹/デニス・テン/ケヴィン・レイノルズ
前回のランキングから足された大会:ヨーロッパ選手権

データはすべて2006年から現在(2013年7月)のものを考慮しております。


女子1位、韓国のキムヨナ選手
男子1位、日本の
羽生結弦選手



女子2位、日本の浅田真央選手
男子2位、カナダのパトリック・チャン選手

女子3位、ロシアのユリア・リプニツカヤ選手
男子3位、日本の
高橋大輔選手

女子4位、日本の安藤美姫選手
男子4位、日本の織田信成選手

女子5位、中国の李子君選手
男子5位、日本の小塚崇彦選手

すべてのデータは2006年から現在(2013年7月)のものから
ランクづけしました。その他の
ランキングや各選手の平均TESも
下記に記しております。
ぜひご覧ください。
注:LONG=フリープログラム


【SUM*=合計*】はSPとLPの順位を足した結果です。
順位が高いほど、数値が低いので、SP&LPで1位ならSUMは2です。

女子の平均技術点ランキング↓

tesav-1.png

男子の平均技術点ランキング↓
tesav-1b.png


女子のSPとLPの平均技術点↓

tesav-2.png


男子のSPとLPの平均技術点↓
tesav-3.png



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