フィギュアスケート分析ノート
自己流に、マイペースで、のんびりと。
PCSがわからなくなりました。どっちなんでしょう??
今回のフランス杯でますますPCSがどのように採点されているのかがわからなくなりました。皮肉で言っているのではなくて、採点法そのもののあり方がわからないのです。

今回、フリーではこんな結果が出ました。(高いほうに☆印をつけました)

ワグナーのSS→8.29
羽生のSS→8.39☆

ワグナーの繋ぎ・フットワーク→7.89
羽生の繋ぎ・フットワーク→7.82

ワグナーの解釈→8.43☆
羽生の解釈→8.36

SPではワグナーのSSに8.75を出してるジャッジも。わけがわからない・・・・。膝の硬いワグナーがそこまで10に近いでしょうか・・・。つなぎの評価については、羽生の繋ぎは濃くないとスケファンから指摘させてましたが、ワグナーよりスカプロだったという判定はおかしいと思います。

私はてっきりPCSは男女混同で比べられているものだと思っていました。と、いうのも、バンクーバー五輪のときに、どこのサイトだったか、キムヨナが男子よりもPCSが上だったことを批判する記事が上がっていたからです。しかし、あの比較記事はフィギュアスケートが女子と男子が混同された上で比較されるものだという前提がなければ筋が通らない。

今回の大会から疑問に思ったのは、

ワグナーのスケーティング技術は女子にしたら8点台だったということか、
ワグナーのスケーティング技術は男子も考慮した上で8点台だったということか。

ISU公式サイトで"ISU RULES"のタブから、2012年に更新されたルールブックをダウンロードして、上記の質問に答えてくれそうなルールはを探したのですが、記載されていませんでした。

PCSは、女子と男子で比べないのでしょうか?
女子を採点するときは女子のみを考慮し、
男子を採点するときも男子のみで考慮しているのか。
それとも、男女混同で比べられているのか。

どっちなんでしょう。

いままでは男子と比べて女子(主にキムヨナ)のPCSが出すぎじゃないか?という指摘記事が多かったですけれど、もし女子と男子は別物だというのがISUの主張ならば、これらの記事はすべて意味を成さないことになります。

「女子の中では一番いいから10点満点で良し。男子のスケーティング技術は考慮されていません」というのであれば、男子よりもスケーティング技術、ジャンプ技術やスピードが劣っていても、10点を獲得する女子がいてもおかしくないことになります。

本当にどっちなんでしょう。

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キムヨナのPCSでランダムカットを検証した。
!計算違いがあったので編集しました。1.6点の差ではなく、0.16点でした。

現在ではもうランダムカットは行われていませんが、バンクーバー五輪時には行われていました。

当時は、「本当にランダムに行われているのかすら怪しい」といわれてたぐらいで、私自身「ランダムなんて、公平(笑)にするために行うものだし、ジャッジが・・・ねえ?」とこのランダムカットという制度を疑っていました。

そこで!今回の検証は!

本当にカットはランダムだったのか?


まず、どのようにカットされているのかを調べたら、Yahoo!知恵袋にも同じような質問を過去にされていた方がいたので、そちらの回答を参考にすることにしました。

回答内容の一部:
2004年に新採点基準が採用されて以来の、ISUの選手権大会の場合の得点にかかわる演技審判の人数および抽出方法の変遷については、

2004年から2008年(トリノ・オリンピックを含む)
12名の演技審判が採点し、うち3名がランダムにカットされ、残りの9名の点数の最高点と最低点をカットした残り7名の点数を平均して得点を出していました。(ランダムにカットした後に最高点と最低点をカットします。この順番が逆では評価が狂って不公正になります。

2008年から2010年(バンクーバー・オリンピックを含む)
経費節減のため演技審判の人数が削減され9名の演技審判が採点し、うち2名がランダムにカットされ、残りの7名から最高点と最低点がカットした残りの5名の点数を平均して得点を出していました。


2010年以降現在に至る
ランダムカットが廃止され、9名の演技審判が採点し、最高点と最低点をカットした残りの7名の点数を平均して得点を出しています。
(なお、全日本選手権は7名の演技審判が採点し、最高点と最低点をカットした残りの5名の点数を平均して得点を出しています。)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1186913761


今回の検証には、キムヨナのバンクーバー五輪のFPのPCSを使いました。
怪しいとすればキムヨナだろうな、という理由だけで選びましたが。


キムヨナの五輪FPのPCS。
あっ、エクセルにはショートと書いてありますが、両方するには時間がかかるからフリーだけにしました。
yao-1.png


下記の画像はSkating SKillsの評価。9人のジャッジが与えた点数をAのコラムに記入。
Cのコラムは、Aのコラムをランダムにシャッフルしたものです。
yao-2.png
何気ない作業に見えますが、実はエクセルでランダムに点数を選んでもらう式がわからなかったので、少しリサーチが必要でした(;´v`A) なぜこの式が【ランダム】+【同じ数字をまた選ばないように】できるのかはさっぱりですが、
気にしない(゚ε゚;)!

ランダムに並び替えられた9つのデータから上7つを選択し、別のシートに貼り付ける。
yao-3.png

並び替えをし別のシートにコピペ→これを15回繰り返す。

Skating Skillsだけではなく、Transition/Footwork等すべてに作業をし、ランダムに9つのうち7つのデータを選んだ結果が↓の画像になります。そして、この7つのデータの合計点から最高点と最低点を引き、5で割った結果が赤文字で表示されています(5で割る理由=7引く2つの点数(最高点と最低点)が5だからです)。

この赤文字に記されている点数は、選手(この場合キムヨナ)に与えられる可能性があったものです。そして、黄色のバックになっているものが、キムヨナが実際にランダムに獲得した点数です。
yao-4.png

Skating Skills と Transitions/Footworkの結果。
SS→15分の3の確率で4つの選択のうち2番目に高い点数を獲得。
T/FW→15分の4の確率4つの選択のうち1番高い点数を獲得している。
yao-5.png


Performance and Execution と Choreography/Compositionの結果。
PE→15分の5の確率で、4つの選択のうち一番低い点数を獲得している。
CC→15分の5の確率で、4つの選択のうち2番目に高い点数を獲得している。
yao-6.png

Interpretationの結果。
15分の8の確率で、4つの選択のうち2番目に高い得点を獲得している。
yao-7.png


結果!

まあ・・・。普通にランダムなカットでした。(´・ω・`)
高めの数値が選ばれることが多いといえば多いですが、その高い数値を獲得する確率そのものが他のものより多い以上、自然でランダムな結果だと思います。

考えてみればここで八百長するにはそれなりの知識や工夫が必要ですし、大会のたびにいちいちいじってたら大変そうですから、このレベルで細工はしてなかったようです。

( `д´) チッ!
どうせならここでインチキをしててくれれば、出来レースを立証しやすかったのに・・・。



個人的に気になったのが、

ランダムカットが廃止され、9名の演技審判が採点し、最高点と最低点をカットした残りの7名の点数を平均して得点を出しています。(なお、全日本選手権は7名の演技審判が採点し、最高点と最低点をカットした残りの5名の点数を平均して得点を出しています。)」

というところ。

どうして取りやめたのでしょうか・・・・。変に下げているジャッジ、またはあげているジャッジが2名存在したときの対処として素晴らしいと思うのですが・・・。ケース・バイ・ケースなのでしょうけれど、キムヨナの五輪FPの結果では、ランダムにカットしてから最高・最低点を取り除いたほうが点数は高いです。今のほうがPCSが上がりにくい。ちなみに、キムヨナのこの五輪のFPで計算してみると、彼女のPCSは今の基準だと、彼女が当時獲得した点数から1.6点0.16点低くなります。
yao-8.png

・・・と、いうことはです。過去よりも今のほうがさらに異様に評価しているジャッジが増えたということになります。そうでもしないと、この当時獲得したこの71.76より極端に高い点数は出せません。だって、-1.6-0.16点分を補う上に、さらに得点を与えるようにしているということですから。

一部しかやりませんでしたが、浅田真央選手も過去の基準(ランダムカット有り)のほうがPCSは高かったです。


過去のほうがPCSは出やすかった・・・ということはです、

本来ならばPCSが皆下がるはずのところを翌年も下がらず上がり続けたということは、ジャッジは結局最終的に表示されるであろう点数を気にして採点をしている、ということじゃないでしょうか。結局ランダムカットがあろうと無かろうと、無影響だということかもしれませんね。なんだか馬鹿馬鹿しい


すみません、差が0.16点だったので微量でした。1.6点と思い込んでしまったため、ちょっと感想が変になってしまいました。ランダムカットは評価が分かれやすい選手ほど得だったと思います。浅田やキムのようにすでに注目度が高い選手はPCSが大きく揺さぶられませんから、そこまで影響ないかもしれません。


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もういいや。
すみません、なんかもう織田の4+3が認定されてないことがショックで、ちょっと今夜は浅田・鈴木・ゴールド等が出場しますが、ニュースで結果を知ってからじゃないと心構えが出来ないのでもういいです。

高橋の演技は95点に値する演技だったと思います。ただ、心情的に心の奥底から祝福することはできませんでした。祝福できないのは高橋のせいでも織田のせいでもないですし、なんだか『なんでフィギュアスケートってこうなんだろう』っていう気持ちでいっぱいで、ちょっと気分転換してきます。織田も今シーズンが最後なのになあ。

今夜の女子はパスです。

PS 最近分析記事をUPしてなかったので、次はPCSのランダムカットの分析をまとめたものにします。

追加:

母国開催だったためか、いろいろすっきりしない大会でした。
外国人が母国開催の大会で甘い判定をうけても、「まあ開催国からの選手には甘いのか」、という気持ちで見れるのですが、実際母国で行われると不快なものがあります。

浅田のSPの3Aは3回転と8分の1回転ほどに見えましたし、まともな採点をしてUR判定を与えればよかった。高橋の4回転は浅田ほどの回転が不足してないですが、まあ許される範囲かな?というものである一方で、回りきっている織田には理不尽なUR。選手達の演技内容よりもテクニカルコーラーの腕前のほうが気になるというのは、競技としてどうかと思います。

追加2:
技術点がライブで出てくるっていうのは面白いですね。もしかして今回が初めての試み・・・??でしたら、ぜひ基礎点のみを最初にみせて、最後にまとめてGOEを足して欲しい。そしたらキムのときが面白いことになりそう。基礎点のトータル50点・・・・GOEでプラス18点!と一気にGOEを付け足すことによってより出来レースに気づきやすくなりますし、さすがに視聴者も「えええーっ」てなってくれそう。


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日本女子、衣装が・・・。
フィギュアスケートには衣装の話題がつきもの。
記憶にある限りでは、印象の悪い衣装をわざわざ取り上げて批判したこともないですし、衣装で演技を楽しんでいるわけではなかったので、あまり気にしてませんでした。

しかし、日本女子みんなの衣装が明らかになった今、抱く感想は・・・・
nov11-1.jpg


nov11-2.jpg

なんで皆一緒なの?
(; ・`д・´)

わざわざおそろいにするメリットは一切思いつきませんし、本当に偶然だったのでしょうね。
4人中4人がショートとフリーが同じ色になる確率を大雑把に計算してみると・・・・

①ショートが紫 OR ショートが紫じゃない
②フリーが青 OR フリーが青じゃない

→1/2(ショート)x 1/2(フリー) = 1/4の確率、と考えると
→1/4(浅田)x1/4(村上)x1/4(鈴木)x1/4(今井)=1/256・・・となりますので、

わずか0.39%の確率で全員の衣装の色が被ったということに!!

ただ、これはあくまで、選手達が機械のように好み・感情・偏りが一切なければの話で、各選手の過去の衣装を検索してみると、紫や青の衣装を好んで着ている事が多いんですよね・・・。

五輪には、全員が同じ色に行くことになるのかなあ。

ん?

いやいやいや、それよりも!


全日本選手権の6分間練習では、

全員同じの色の衣装を着て、
同じタイミングに、
同じリンク
滑ることになるのか!


ちょっと見てみたい気もしますが・・・・。(ノ´∀`*)
けど、ここまでかぶっちゃうとちょっと残念かな・・・。

すでに触れられていた話題でしたらすみません。


余談1
UP直前にYAHOO!を見たら安藤が全日本出場を決めたそうですね。ソチはどうしても難しいと思いますが、世界女王に2度もなったことのある選手があまりにも落ちぶれてしまうのは悲しいので、最後は本人がやりきったと感じれればと思います。

余談2
中国杯はもうなにがなんだか・・・。喜ばしい事といえば、やっと透明メダルから抜け出せた!・・・ということぐらいしか・・・。スケアメもスケカナも透明感が素晴らしいにもほどがあるメダルだったので。

李の心ここに在らずな演技が残念でしたし、コストナーのスカスカなFPも予想外で、ソトニコワが優勝かと思いきや、予想外の選手が優勝!と、いろいろと付いていけない試合になってしまい、ここまでカオスだと語りたい所が無くなってしまいました。スケアメ&スケカナが盛り上がった分、テンションが下がりました・・・。


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