フィギュアスケート分析ノート
自己流に、マイペースで、のんびりと。
真央復帰前後のPCS変動を分析。ファイナルはいかに?
浅田真央復帰前(上のグラフ)→復帰後(下のグラフ)のPCS変動

*NHK杯開催前にグラフの作成を始めてたので、GPファイナル出場者全員が載っていません。トゥクタミOUT、宮原INのグラフに近々差し替えたいと思います。

PCSgraph-2015-worldfavorites-sp.png

PCSgraph-2015-worldfavorites.png

参考にした大会:GPS(メド:JGPS)、四大陸、EU、世界選手権と、今シーズンのGPS2大会。

注意点:
大会1~6と記載されていますが、大会1と同じポイントにスコアが表示されている選手たちが同じ大会に出場していたわけではないのでご注意を。エクセルで綺麗なグラフを作るために6分割する必要があったからしただけです(4試合に出場した選手は1単位で分け、5試合出場した選手は0.75で分けました)。

* * *


浅田選手が万全の体調でスタートを切らないのは、バンクーバー五輪やジャンプ修正の時期にもありましたし、ここから以前のように調子を上げられるかはまだわかりませんが、一つ一つの大会を大切にして改善点を見つけていくしかないでしょうね。

さて。

浅田選手の肉体的能力(ジャンプの回転・エッジ等)はひとまず置いておくとして、PCSが大変深刻な状況になっています。

現実的に、PCS差がゼロ・もしくはマイナスとなってくると、今シーズンを通してミスがスルーされがちなアメ女子やロシア女子には勝てないでしょうね。浅田選手は実際に回転不足になりがちですからコールするなと言いたいのではなくて、片方のミスはスルーして、もう片方はコールじゃ大きな差が出てきます。「扱いの差」で勝敗が決まる試合を見たくないというだけなんです。女子の基礎点の差なんて微々たるものなのだから、扱われ方で勝敗が決まる。ソチ五輪直前のGPFやヨーロッパ選手権と同じムードを感じるので、本格的に危ない。つまり、ソチ五輪でみせたラフマオノフを演じてやっと世界選手権銅メダルの可能性が見えてくるような状況に今あると私は見ていますが、皆さんはどう感じていますか。

現時点では、金メダルを狙うどうのこうのではないですね。コストナーや47のようにPCS救済がくるタイプの選手ではないとわかっていたものの、こうもあっさり「追い付かれ追い越され」が起こってしまったのは個人的にも予想外でした。次の世界選手権あたりで逆転が来るかと思いましたが、もう来ました。早い。蝶々夫人のプログラムでいい演技をした所で、70点越えするのかも怪しすぎる。そりゃ、47やコスのように休養して復帰したらPCSが4・5点あがるなんていう状況は、いままでの扱いからして全く期待してなかったですけれど、いきなりガクッと下がっちゃったなあと。TESが54.43点と低いからと言えるかもしれませんが、同じ日本開催でコストナーはTES53.81点・PCS73.78点もらってます。

↓これは、ソチ五輪シーズンを参考にした過去にUPした事もあるグラフです(真嶋夏歩さんとの共同作品→グラフのアイディアは真嶋様で、私はただ作っただけです)。
pcsgraph--.png 
ソチ五輪シーズンもPCSがいい加減な事になっていましたから、PCSはもうどうしようもない。

しかし、ファンが悲観してもしょうがない事ですし、現時点で浅田選手の課題は、今度どのように練習し大会に挑めばクリーンな演技が出来るかどうかを模索していくことでしょう。まずはクリーンに滑ってから。そしてどのように採点されたのかを確認して対策していかないと勝てるものも勝てなくなってしまう。

復帰直後にまた大きなが壁にぶつかってしまいましたが、がんばって浅田選手。

追加:スケートアメリカに全米女王じゃなくてGGを送り込んだり、今回フリーでPCSが(他若手が67点越えが定着してるのと比較すると)まともだったり、米連はGGのほうに力を入れてる?

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月刊WiLL (ウィル) 2016年1月号 雑誌 – 2015/11/26
真嶋夏歩「進化していた浅田真央と無責任なJSF」
月刊WiLLのご意見・感想の送り先
☆「will@web-wac.co.jp 」


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日本女子のサポートは無し?
PCScomparisonforshort.png


スケーティングスキルやトランジションが浅田選手よりワグナー選手のほうが上?

パフォーマンスはたしかに浅田選手は3Aの転倒と3Lzの抜けがあったので仕方がないかもしれないけれども、ワグナー選手の技術点は宮原選手や浅田選手より下です。日本開催のNHK杯ですらアメ女子押しがおさまらない以上、現実的に今シーズンの世界選手権は日本女子にほとんどチャンスがないと思います。

日本スケート連盟(JFS)が日本女子より日本男子に力を入れているとかではなく、JFSは仕事をせず、ISUの思い通りに事が進んでいるだけのような気がします。連盟の中に、まともに英語がしゃべれてロビーが出来る人がいるんでしょうか・・・。

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月刊WiLL (ウィル) 2016年1月号 雑誌 – 2015/11/26
真嶋夏歩「進化していた浅田真央と無責任なJSF」
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真嶋夏歩氏、WiLL1月号にフィギュア記事掲載決定!

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真嶋夏歩様の「進化していた浅田真央と無責任なJSF」が掲載されています!
月刊WiLLのご意見・感想の送り先はこちらになります:「will@web-wac.co.jp 」

月刊WiLLは、慰安婦問題・朝日新聞の歴史の偽造など、世間が大きく注目し、そして他社ではなかなか踏み込めないような内容にも多く触れてきた雑誌です。

そんな2014年5月号では、真嶋夏歩様のフィギュアの記事が掲載されました。フィギュアのルールや政治的な背景に疎い一般読者でも大変内容が伝わりやすい記事でした。

そしてまた、真嶋様の記事が11月26日発売の月刊WiLL1月号に掲載されることが決定いたしました。

真嶋様のブログ(好んで瞬間湯沸かし器)のほうでも掲載決定のご報告がありました(11月23日):

『月刊WiLL』1月号(11月26日発売)に掲載が決まりました!

雑誌掲載が叶わず、ブログも長い間、放置しておりましたが、やっとご報告ができます。

『月刊WiLL』1月号(11月26日発売)に
拙記事「進化していた浅田真央と無責任なJSF」の掲載が決まりました!

皆さんは、JSF(日本スケート連盟)が、
どれくらいお金持ちの公益財団法人であるか、ご存じですか?

JSFが現在、所有する正味財産は、24,8億円。
そのうち現金預金は11,5億円にのぼっています。
収益のほとんどは、選手たちによる広告料やチケット収入、放送料収益です。

昨シーズン、公開練習中のアクシデントで顎と頭部に怪我を負った羽生結弦選手が、
頭に包帯を巻き、顔面蒼白のまま競技を続行した姿を覚えている方は多いと思います。
現在、スポーツ界では頭部負傷で脳震盪を起こしていた場合、
死亡や重い後遺症につながるとして注意をうながす動きが広まっています。
羽生選手の場合も、脳震盪をおこしていた可能性が否定できない状況でした。
たとえ選手本人に競技続行の意思があったとしても、
選手を命の危険から守る判断を下すのは、連盟(スケ連)の責任です。
しかも驚くべきことに、アクシデントがあった試合に、
日本チームの医師は帯同していませんでした。

JSFによれば、24.8億円という正味財産をもってしても、
今季も「予算の関係もあって全世代の全大会にドクターを帯同することは難しい」
そうです。
長年、問題となっている採点に関する問題についても、国際スケート連盟に対し、
JSFが何らかの対応策を要求、あるいは提案したという話は、まったく聞こえてきません。

果たしてJSFは、「公益財団法人」としての役割を果たしているのでしょうか?
是非、ご一読ください!

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発売がとても楽しみです。

今後もフィギュアの記事が月刊WiLLに掲載されて世間にもっとフィギュアスケートの事情を欲しいと思われた方は、ぜひ、月刊WiLLのご意見・感想の送り先「will@web-wac.co.jp 」に真嶋様の記事の感想を送っていただければと思います。「フィギュアネタは購買につながる」と編集部の方に伝わるように、私も心をこめてメールを送ります。



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羽生選手の3Lz+2Tはザヤではない。ショートにザヤは無い。
この記事では、ショートプログラムで羽生選手の3Lz+2Tが無得点になったのはザヤックルールによるものでもないし、新ルールは全くの無関係であることを説明したいと思います。


少なくとも、2015・2016のISU公式Technical Panel Guidebookにおいて、

ザヤがあるのはフリープログラムのみです。


英語をそのまま載せますが、関連性がある文章のみ簡単な翻訳をします。英文を飛ばして日本訳だけ読んでいただいても全然OKです。:

SOLO JUMP
Free Program
Jumping elements are individual jumps, jump combinations and jump sequences. A well balanced Free Skating program must contain 8 jumping elements for Senior & Junior Men and 7 jumping elements for Senior & Junior Ladies one of which must be (or must include) an Axel type jump. Individual jumps can contain any number of revolutions. Any double jump (including double Axel) cannot be included more than twice in total in a Single’s Free Program (as a Solo Jump or a part of Combination /
Sequence).

Of all the triple and quadruple jumps only two (2) can be executed twice. If at least one of these executions is in a jump combination or a jump sequence, both executions are evaluated in a regular way. If both executions are as solo jumps, the second of these solo jumps will be marked with the sign “+REP” and will receive 70% of it’s original Base Value. Triple and quadruple jumps with the same name will be considered as two different jumps. No triple or quadruple jump can be attempted more than twice. If a third repeated jump is executed in a combination or sequence, the entire combination or sequence will be treated as an additional element and therefore not considered (but this element will occupy a jump element box if one is empty).

項目: 単独ジャンプ・フリープログラムのルール:

フリープログラムにおいて、2Aを含むダブルジャンプは2度までとする。
同じ種類のトリプル・クワドは2度までなら別のジャンプとするが、3回試みた場合は
 3度目のジャンプはノーカンとするとあります。(3度目のがコンビネーションだった場合、
 コンビネーションごとすべてゼロ点)

このルールは馴染みあるザヤック・ルールですよね。2年前から、新たに2回転ジャンプも考慮されることになりました。
ザヤック・ルールは過去に同じ種類のジャンプばかり飛んでたザヤック選手がいて、それを防ぐために作られたルールで、そこから由来されたんだそうです。

羽生選手の3Lz+2Tがノーカンになった理由ですが、それにはザヤは全く関係がありません。

そもそも、


ザヤはショートにありません。


あるというのならば、上記に説明されているザヤック・ルールの内容で、なぜ羽生選手が2度ダブル・トウを飛んでノーカンになったのか説明できますか。羽生選手の2回の2Tがダメで、なぜ女子が3T+3Tをショートで飛ぶのはOKなのかを説明できますか。


今回羽生選手の3A / 2T / 3Lz+2T で、後半2つがノーカウントになったのは2つのルールに違反したからです。


こちらはショートプログラムにおける「単独ジャンプ」のルールです:


SOLO JUMPS
Short Program of the season 2015 – 2016 must include 2 solo jumps:


- double or triple Axel for Senior & Junior Men and for Senior Ladies, double Axel for Junior Ladies;
- a jump immediately preceded by connecting steps and/or other comparable Free Skating movements:
①Senior Men - any triple or a quadruple jump; 
Senior Ladies - any triple jump;
Junior Men and Ladies - double or triple Flip.
For Senior Men when a quadruple jump is executed in a jump combination, a different quadruple jump can be included as a solo jump. For Senior & Junior
 Men and for Senior Ladies when the triple Axel is executed as an Axel jump, it cannot be repeated again as a solo jump or in the jump combination. ②Solo jumps must be different from the jumps included in the combination. A single spread eagle, spiral/Free Skating movement cannot be considered as meeting the requirements of connecting steps and/or other comparable Free Skating movements the lack of which must be considered by the Judges in the GOE.


ショートプログラムにおける単独ジャンプのルール

①シニア男子: トリプルジャンプかクワドジャンプであること。
 →羽生選手はダブルトウを飛んでしまったので、ノーカンになりました。

②コンビネーションジャンプに含まれるジャンプは単独ジャンプと異なる種類であること。
  羽生選手はこのルールに反してしまった。
  単独ジャンプで「2T」を飛んでしまった事により、コンビネーションジャンプで「2T」を飛ぶことが許されなくなってしまったのです。ノーカンを防ぐには、「3Lz+3Lo」・「3Lz+3T」・「3Lz+1T」・「3Lz+2Lo」・「3Lz+1Lo」の5つの選択肢の中から選ぶほかなかったと思います。


◆これは、ザヤルールとどう違う?

全く違いますね。第一に、2度までならOKというザヤック・ルールなら、羽生選手は2回しか「2T」を飛んでないのでそもそも違反してない事になります。


要は、羽生選手はザヤったのではなく、ダブったのです。


たとえば、男子選手Aが:

4T / 4S+4T / 3A

・・・という、2つ4回転トウループを入れる構成を成功させても、4S+4Tがゼロ点になります。
「単独ジャンプ(4T)」はコンビネーションジャンプに含まれていないものと定められているからです。

ですので、これらのジャンプで得点にしたいならば、

4S / 4T+4T / 3A  

でOK。この場合、ソロジャンプ(4S)は、コンビネーションジャンプ(4T+4T)に含まれていませんので。

これが、ダブりルールです。
羽生選手はソロジャンプの2Tがコンビネーションジャンプに含まれている3Lz+2Tダブったので、ノーカンになってしまった。

この単独とコンボのダブり禁止ルールに基づくと、なぜ「女子はよく3T+3Tを飛んでるのに、ノーカンにならないのか」が説明できますよね。答えは簡単で、単独ジャンプで「3T」を飛んでいないからです。ザヤックルールではこういう説明できません。

女子がショートで3T+3Tを予定していると、大体こういう構成になります:

3T+3T / 3Lz(F・Lo) / 2A

ね?ダブり無しです。

もしこれが、3F+3T / 3F / 2A だったり、 3F+3T / 3T / 2A だったりとすると、タブったジャンプがノーカンになります(この場合単独ジャンプがノーカンですね。コンビネーションが先に試みられたので)。


よって、

羽生選手は、ザヤック・ルールに新たに加えられたダブルジャンプの規定によってノーカンになったのではなく、もう何年も前からあるルールでノーカンになったのです。



なぜこの記事を書いたのかといいますと、私も最初羽生選手のプロトコルを見て、なぜノーカンになったのかわからなかったからです。どのルールで???と謎でした。そういえばこういうのがあったなあと、ガイドブックを読み直して思いだしました。ザヤルールは単純ですが、今回の羽生選手のミスはわりと特殊なほうだと思います。あまり見ないミスでしたね。

織田さんがその場でパッと説明できなかった事を批判する声も一部あったようですが、スケオタの私ですらこのルールをすぐに思いだせなかったですし、羽生選手の演技が終えてから、数分・・・数時間・・・・数日あったたくさんのスケートファンですら間違った知識でザヤザヤいっていたので(ギャグじゃないですよ!)、瞬時にルールを思いだせなかった織田さんを責める一部の人たちはどうかと思いますし、そもそもザヤでなかったのだからザヤだと説明しなかったのは良かった

フィギュアスケートは毎年ルールが変わり、ここ最近は2回転ジャンプや連続ジャンプの制限まで出来たり、頭がこんがらがってしまったのは仕方が無いように思います。ですが、織田さんはプロを名乗る解説者。織田さんにはぜひぜひ今後に繋げていってほしいです。私の中では一番の解説者ですので。解説のお仕事も頑張ってください。応援しています。


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復活劇の連発だったスケカナ // チャンの得点に少しチクッと。
(*´Д`)フリー終えてほっとしてたリーザが可愛かったです。リーザはダーク系な踊りが得意ですけど、中身が人一倍女子っぽい印象を受けます。

ワグナーはショートで回転不足スルーされてテンション下がりましたが、堂々とした踊りがよかった。あの赤衣装を変えたのは大正解。

羽生はショートの失敗にブチ切れてフリーで持ち直したのがすごくよかった。あのヌルヌル歩きいいですね。

チャンもショート終えてFrustrating!(イライラする)とキレてたから、フリーがどうなるかとヒヤヒヤしましたが、いい感じにスイッチの入ったようでしたね。


ここからは少しチャンの得点について触れる内容になるので、チャンファンは読まないほうがいいかもしれないです。






















はてさて。

うーん

うーーーーん

水を差すようですが・・・・



チャン PCS 95.16
羽生  PCS 88.94 (-6.22

いきなりこの差はなんだ?と驚きました。これはプログラム云々ではないように思います。
個人的に、今シーズンの羽生のプロはオペラや新ロミジュリも見ごたえがあると感じますし)


基礎点と出来栄え点をグラフにしてみました:


hanyu-chan.png

羽生がチャンを基礎点では、 13.95点差圧倒して、
チャンが羽生を出来栄えでは、10.40点差で圧倒した。

カナダで開催された世界選手権2013を思い出します・・・・

1. 47 148.34 (BV 58.22 + GOE16.51 = TES 74.73,PCS 73.61
2. 真央 134.37 (BV 62.30 + GOE 3.66=TES 65.96,PCS 68.41
3. コス 131.03 (BV 50.75 + GOE 10.59=TES 61.34,PCS 70.69, Ded -1)

そして今回:

1. チャン 190.33 (BV 76.95 + GOE18.25 = TES 95.17,PCS 95.16) 
2. 羽生 186.29 (BV 90.50 + GOE 7.85=TES 65.96,PCS 88.94 Ded -1)
1. 村上 171.37 (BV 79.61 + GOE9.76 = TES 89.37,PCS 82.00) 

村上大介選手は4Sが2本、3Aが2本で+9.76だけやねんで(´・ω・`)
出来栄え点で10点差以上、PCSで5点差つけてもらえたら、そりゃ難易度高い構成はいらないわな・・・。
羽生の4Tがチャンの3Tと同じ出来栄え点ェ・・・。
ダイスも3つのスピンのうち2つが最高レベルの4をすでにとってるし、後は出来栄え点とPCSの問題なんですよね・・・・。

羽生とチャンのライバル関係(?)の場合、羽生の基礎点がめっさ高いのでなんとか『勝負』になっていますが、女子のほうでもこれをやってましたからね・・・。女子で15点差は基礎点で補えるものではない。英語版ブログのほうで、「47のインフレ点に追い付くには最低でも3回4回転を飛ぶ必要がある」事を計算して証明しましたが、実際今の羽生がその状態ですね。

今回のスケカナはライブ観戦してましたが、4回転1本・3A一本のチャンのTESが、4回転3本・3A2本の羽生に追い付き始めた時に「これは確実にGOEだな」と思ってふたを開けてみたら、やっぱりえらいことになってました。復帰おめでと~☆ってことなのかもしれませんね、今回は。

女子でも男子でもそうですが、ショートで勝たせてもらえても、フリーで(GOEやPCSの面で)贔屓してもらえる選手のほうが遥かに勝ちやすいんですよね。単純計算でフリーのほうが得点が出ますから。浅田真央も、ソチシーズンのころには、ショートはクリーンに滑れれば、47よりすこーしだけ出してもらえるようになってきたかな?という印象を覚えてましたが(事実、PCS差はほとんどなくなってきていました)、なぜかフリーでは、ドーンとPCSとGOEで点差をつけられるので、結局こっちか本命かというような採点のされ方をしていました。今回の羽生と同じく、「GOEで10点差以上・PCSで5点差以上」と勝たせたい選手に点をつけられると、勝てるものも勝てなくなる。

今回だけかもしれませんが、どうでしょうね。

一部の女子のインフレはスケアメから続いていますし、今シーズンは白人国家のインフレが続きそう。

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追加:
今回の大会、チャンが3連続を完全に抜いちゃっても、優勝できてるぐらいに、フリーのインフレがすごかった。
hanyu-chan2.png
実際の物から基礎点-10.01・出来栄え点-1.2。

羽生はショートで大きなミスをしたとはいえ、チャンも大きなミスしてますしね・・・。
GOEの出し方を見ると、ショートは羽生有利・フリーはチャン有利、的な採点がされていきそうですね。まさにソチ五輪シーズン再来です。


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