フィギュアスケート分析ノート
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キムヨナのPCSでランダムカットを検証した。
!計算違いがあったので編集しました。1.6点の差ではなく、0.16点でした。

現在ではもうランダムカットは行われていませんが、バンクーバー五輪時には行われていました。

当時は、「本当にランダムに行われているのかすら怪しい」といわれてたぐらいで、私自身「ランダムなんて、公平(笑)にするために行うものだし、ジャッジが・・・ねえ?」とこのランダムカットという制度を疑っていました。

そこで!今回の検証は!

本当にカットはランダムだったのか?


まず、どのようにカットされているのかを調べたら、Yahoo!知恵袋にも同じような質問を過去にされていた方がいたので、そちらの回答を参考にすることにしました。

回答内容の一部:
2004年に新採点基準が採用されて以来の、ISUの選手権大会の場合の得点にかかわる演技審判の人数および抽出方法の変遷については、

2004年から2008年(トリノ・オリンピックを含む)
12名の演技審判が採点し、うち3名がランダムにカットされ、残りの9名の点数の最高点と最低点をカットした残り7名の点数を平均して得点を出していました。(ランダムにカットした後に最高点と最低点をカットします。この順番が逆では評価が狂って不公正になります。

2008年から2010年(バンクーバー・オリンピックを含む)
経費節減のため演技審判の人数が削減され9名の演技審判が採点し、うち2名がランダムにカットされ、残りの7名から最高点と最低点がカットした残りの5名の点数を平均して得点を出していました。


2010年以降現在に至る
ランダムカットが廃止され、9名の演技審判が採点し、最高点と最低点をカットした残りの7名の点数を平均して得点を出しています。
(なお、全日本選手権は7名の演技審判が採点し、最高点と最低点をカットした残りの5名の点数を平均して得点を出しています。)

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1186913761


今回の検証には、キムヨナのバンクーバー五輪のFPのPCSを使いました。
怪しいとすればキムヨナだろうな、という理由だけで選びましたが。


キムヨナの五輪FPのPCS。
あっ、エクセルにはショートと書いてありますが、両方するには時間がかかるからフリーだけにしました。
yao-1.png


下記の画像はSkating SKillsの評価。9人のジャッジが与えた点数をAのコラムに記入。
Cのコラムは、Aのコラムをランダムにシャッフルしたものです。
yao-2.png
何気ない作業に見えますが、実はエクセルでランダムに点数を選んでもらう式がわからなかったので、少しリサーチが必要でした(;´v`A) なぜこの式が【ランダム】+【同じ数字をまた選ばないように】できるのかはさっぱりですが、
気にしない(゚ε゚;)!

ランダムに並び替えられた9つのデータから上7つを選択し、別のシートに貼り付ける。
yao-3.png

並び替えをし別のシートにコピペ→これを15回繰り返す。

Skating Skillsだけではなく、Transition/Footwork等すべてに作業をし、ランダムに9つのうち7つのデータを選んだ結果が↓の画像になります。そして、この7つのデータの合計点から最高点と最低点を引き、5で割った結果が赤文字で表示されています(5で割る理由=7引く2つの点数(最高点と最低点)が5だからです)。

この赤文字に記されている点数は、選手(この場合キムヨナ)に与えられる可能性があったものです。そして、黄色のバックになっているものが、キムヨナが実際にランダムに獲得した点数です。
yao-4.png

Skating Skills と Transitions/Footworkの結果。
SS→15分の3の確率で4つの選択のうち2番目に高い点数を獲得。
T/FW→15分の4の確率4つの選択のうち1番高い点数を獲得している。
yao-5.png


Performance and Execution と Choreography/Compositionの結果。
PE→15分の5の確率で、4つの選択のうち一番低い点数を獲得している。
CC→15分の5の確率で、4つの選択のうち2番目に高い点数を獲得している。
yao-6.png

Interpretationの結果。
15分の8の確率で、4つの選択のうち2番目に高い得点を獲得している。
yao-7.png


結果!

まあ・・・。普通にランダムなカットでした。(´・ω・`)
高めの数値が選ばれることが多いといえば多いですが、その高い数値を獲得する確率そのものが他のものより多い以上、自然でランダムな結果だと思います。

考えてみればここで八百長するにはそれなりの知識や工夫が必要ですし、大会のたびにいちいちいじってたら大変そうですから、このレベルで細工はしてなかったようです。

( `д´) チッ!
どうせならここでインチキをしててくれれば、出来レースを立証しやすかったのに・・・。



個人的に気になったのが、

ランダムカットが廃止され、9名の演技審判が採点し、最高点と最低点をカットした残りの7名の点数を平均して得点を出しています。(なお、全日本選手権は7名の演技審判が採点し、最高点と最低点をカットした残りの5名の点数を平均して得点を出しています。)」

というところ。

どうして取りやめたのでしょうか・・・・。変に下げているジャッジ、またはあげているジャッジが2名存在したときの対処として素晴らしいと思うのですが・・・。ケース・バイ・ケースなのでしょうけれど、キムヨナの五輪FPの結果では、ランダムにカットしてから最高・最低点を取り除いたほうが点数は高いです。今のほうがPCSが上がりにくい。ちなみに、キムヨナのこの五輪のFPで計算してみると、彼女のPCSは今の基準だと、彼女が当時獲得した点数から1.6点0.16点低くなります。
yao-8.png

・・・と、いうことはです。過去よりも今のほうがさらに異様に評価しているジャッジが増えたということになります。そうでもしないと、この当時獲得したこの71.76より極端に高い点数は出せません。だって、-1.6-0.16点分を補う上に、さらに得点を与えるようにしているということですから。

一部しかやりませんでしたが、浅田真央選手も過去の基準(ランダムカット有り)のほうがPCSは高かったです。


過去のほうがPCSは出やすかった・・・ということはです、

本来ならばPCSが皆下がるはずのところを翌年も下がらず上がり続けたということは、ジャッジは結局最終的に表示されるであろう点数を気にして採点をしている、ということじゃないでしょうか。結局ランダムカットがあろうと無かろうと、無影響だということかもしれませんね。なんだか馬鹿馬鹿しい


すみません、差が0.16点だったので微量でした。1.6点と思い込んでしまったため、ちょっと感想が変になってしまいました。ランダムカットは評価が分かれやすい選手ほど得だったと思います。浅田やキムのようにすでに注目度が高い選手はPCSが大きく揺さぶられませんから、そこまで影響ないかもしれません。

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