フィギュアスケート分析ノート
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エッジエラーは本人のジャンプで比較するのが1番わかりやすい。
フィギュアスケートの勉強を始めたころ、ルッツとフリップの違いを調べても、アウトだのインだの書かれていてもさっぱり理解できませんでしたし、動画を見ても同じジャンプにしかみえませんでした。

今シーズン限りで引退する選手が多いので、最後だからみてみようかと、今シーズンからフィギュアスケートに興味を持ってくださった方もいらっしゃると思います。

アウトだ!インだ!というのはわかりにくい、という気持ちはよくわかります。どうしてキムのフリップが間違っているのか、どうして浅田のルッツが間違っているのか。エラーのジャンプをみてもわからない・・・という方は多いと思います。

そこで!

今回は、ジャンプを1つ1つ検証していってインかアウトかを認識していく方法ではなく、とりあえず「フリップ」と「ルッツ」は「違う跳び方をするジャンプ」ということだけ知っていれば、エッジエラーを認識できるわかりやすい記事を目指しました。


クイズ1:

下記の画像はようつべから、浅田とキムのテイクオフ直前の瞬間をキャプチャーしました。
edgeerrorcomparison2b.png

こたえ↓
edgeerrorcomparison3.png
↑右はルッツを飛ぶ気でいるので、
堂々とアウトエッジで飛んでいますが、左はこれ、フリップ・・・?


ルッツ・フリップの跳び分けが出来ているコストナーとも比べてみました。
浅田とコストナーのフリップはインエッジだとわかりますが、果たしてキムヨナは・・・??

キムのフリップ画像の上にあるのはコストナーのルッツ(左)・フリップ(右)です。
どちらに似ているか?と聞かれれば、コストナーのルッツに近いと答える方が多いでしょう。
edgeerrorcomparison2bc.png

どの選手のルッツも必ず「V」になるわけではないんですが、女子には特に多い気がします。

浅田もフリップとルッツの跳び分けが出来ていません。そのため、毎回ルッツにエラー判定を食らっています。
キムヨナのFとLzが似てるのと同じで、浅田のFとLzも似てました。
リップ(Fのエラー)→ルッツっぽいジャンプ。
フルッツ(ルッツのエラー)→フリップっぽいジャンプ。
跳び分けが出来てなければ似たジャンプになるのは不思議ではないですね。
edgeerrorcomparison4.png
こうしてみると、浅田もキムも、同じジャンプを試みてるかのようですね。


クイズ2:
男子の3連続王者のパトリック・チャン選手とも比較してみましょう。
彼のルッツとフリップもキャプチャーしてみました。
彼のジャンプとキムヨナの○○ジャンプを比較してみましたが・・・・
さて、この○○ジャンプはフリップかルッツか、どちらでしょう?
Yuna Kim Sochi Olympics unfair score 9
こたえ:

キムが跳ぼうとしているのは「フリップ」です。
チャンの跳び方をみたらわかりますが、どうみてもフリップよりルッツにちかいです。


キムの”フリップ”を段階的に観てみましょうか。
Yuna Kim Sochi Olympics unfair score 8


最後のクイズ
(初心者には難解!キムを知っているフィギュアファンならわかるかも?):
yunakimedges.png

アウトかインかといわれればどれもアウトですけれど、長年のフィギュアファンなら多分、「この程度のアウトならキムにとっての『フリップ』だ」、という区別はつくと思います。

ちなみに正解は左からフリップ→フリップ→フリップ→ルッツです。


ロシアのリプも3Lz+3Tはエッジが間違っていますが、ヨーロッパ選手権のフリーではGOEがゼロ点と、全く減点されていません。あからさまにインエッジですし、軽いエラーではないのですがね。【念のため】下の画像はロシアナショナルのときのジャンプですから、EUでは少しは改善された可能性もありますが。
edgeerroronjulia.png

ルッツの基礎点が6点。フリップが5.3点。減点を食らわないのであれば、0.7点稼ぐことが出来ます。それ以上に、ショートのほうで大分得するんですよね・・・。ルッツ・またはフリップが厳しく減点される場合は、どうしても基礎点の低いジャンプを予定する他無くなりますが、エッジエラーが見逃される選手や比較的減点されない選手は、基礎点の高いLzとFを両方入れたままの構成で挑むことができます。


高橋のSPの曲は実はゴーストライターのものだったと発覚したわけですが、盗られたほうにしてみれば、自分が情熱注いで作り上げた曲が横取りされた挙句、五輪という大舞台で盗人の名前が解説者に呼ばれるのが我慢ならなかったのかなあ・・・と勝手に想像しますが・・・・。
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分かり易い説明、ありがとうございます
初めてコメントさせていただきます。
この記事を読ませていただいて、自分の中に合った違和感がスッキリしました。ありがとうございます。

昔から伊藤みどり選手のファンでしたが、「女子シングルで初めて五輪で3Aを決めた」の後は、ファンの方も燃え尽き症候群のようになり、それ以降はライトにフィギュアを楽しんでおりました。それから10年以上を経て、同じコーチの門下から同じ3Aを得意とする可愛らしい浅田真央選手が登場ということで、本当に心躍らせた記憶があります。しかし彼女のシニアでの闘いは本当に苛烈を極め、何故こんなにも苦しめられているのかと疑問に思い、2008-09シーズン辺りからルールを調べるようになりました。ジャンプの種類はある程度は分かっておりましたが、自分が競技者ではないので細かいことは当時は知りませんでした。

浅田選手の3Lzの問題点はすぐに分かりました。オリンピックが近いこともあり矯正は諦め、彼女は減点されても入れるか捨てるかでしたよね。エッジの問題もそうですが、ジャンプ前の姿勢が既に「ん?」という感じで…でも減点されてたので「チート」ではありません。単純に「正しく跳べない」だけです。

で、問題のKYさんの3Fですが、エッジが云々以前に浅田選手のルッツと同じく姿勢がおかしいんですよね。KY擁護の人は荒川さんからド素人さんまでエッジの話しかしないのですが、「この人のフリップって、直前に振り向くだけで跳ぶ直前はルッツと一緒じゃん!」という違和感が常にありました。彼女にとっては振り向く動作なしで入って遠心力で振れる3Lz-3Tの方が3F-3Tよりラクなんじゃないかと思うぐらいです。なんでLz>Fの点数になってるのか、素人の私には知る由もありませんが、いずれにせよ、これでも認められて加点が約束されてる選手と、点数を引かれる恐怖と戦う選手が、同じ土俵には立てません。ソチのFSでは単独で跳んだお得意の3Lzがアレレで、演技後にスロー大写しにもなりましたが、プロトコルでは認定+GOE1で呆れました。

しかし、こんな風にしかフィギュアを見れなくなったことが悲しくも感じます。伊藤みどりさんがジャンプを次々と豪快に決めていく姿を見て、純粋にワクワクしたあの日はもう戻ってきません。
まりも | URL | 2014/02/25/Tue 00:45 [編集]



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