フィギュアスケート分析ノート
自己流に、マイペースで、のんびりと。
五輪の成績をグラフに表した。結局ジャッジは最後まで糞だった。
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ショートのミスが悔やまれるという意見もあるようですが、たとえショートで3Aを成功させて1位になっていたとしても、結果はどうあがこうとも銅賞でした。加点が出ない事と、滑走順は無関係です。勝たせる気がある選手には加点を与えています。実際、順番が早くとも、キムヨナのあの退屈すぎるショートには75点を出しています。

たとえ浅田が2つのプログラムを完璧に決めていたとしても、ジャッジは金を与えなかった。そういう採点のされ方をされている。ジャンプを改善しても3Aの加点は、0を出すジャッジが4名、謎の減点が1名。あれだけのステップをこなしても、キム・ソトニコワ・リプニツカヤと同じです(キム・浅田・ソト=総合21ポイント。リプニツカヤ=20ポイント。コストナー=24ポイント)。たとえ最終グループに残り、あの演技をみせても、適当にどっかもう1つジャンプを回転不足にするか、GOEを減らすかをして調整してきます。ジャッジは最後までフィギュアスケートを競技にはせず、腐らせていくだけでした。自分の判断で仕事(採点)をすることが出来ず、予め連絡を取り合って事前に結果を決めておく。結局ジャッジは、フィギュアファンなら飛び上がって喜んで座るような、トップスケーターの演技をあれだけ間近で見れる超最前席に座っても、なにも見えていないわけでしょう。頭にあるのは、数字の操作のことだけです。上位者が75点近いPCSを出していますが、ここで浅田は5点差をつけられている。全員がノーミスの演技をしたときに、浅田の選手よりも技術点が5点ほど上回る。つまり、上位者は贔屓で8トリプル分をもらっているわけです。さらにここにGOE(さらなる贔屓点)も来るわけです。この4年間で、スパイラルはコレオシークエンスと改名され、「全員同じ基礎点で贔屓(出来栄え点)で競う」とか何が起こるか明白なルールに変えてきたり、誰でもレベル4を取れるよう、ステップのレベル取りが簡単になったり、実力がある選手ほど、そこまで実力がない選手との差がどんどん縮められていきルールが変わるたびに苦しめられていったと思います。採点競技は糞、と書かれているのも良く見ますが、私はそうは思いません。浅田がここまで素晴らしい演技を見せたのは、純粋にフィギュアスケートを競技として真面目に向き合って、ルールに沿って技を磨き上げたからだと思うのです。

ジャッジとは違い、浅田は最後までフィギュアスケートをスポーツにしてくれました。浅田は最後まで純粋にフィギュアスケートを競技として取り組み、技術を磨き、最初の五輪で3つの3Aを成功させ、2度目の五輪でも進化した3Aを成功させ、見事8トリプルの構成を演じきった。選手としてこれ以上のない栄光を掴んだのです。本当におめでとう。やりきった!と思えるような五輪にしたいと言ってたので、SPをみると、もう無理・・・orzと勝手に落ち込んでましたが、なんという返り咲き。

世界選手権にも出場してくれるそうなので、おそらくそれが本当の本当に最後になるのでしょうね。
国別よりも世界選手権で終えたほうが綺麗じゃないかなと思うのですが、本人の気持ち次第ですね。

今回の五輪は団体戦もあって、本当に見てるこっちもいろいろと振り回されてしんどかったですが、
最後の最後に、笑顔で締めくくってくれるなんて夢みたいです。゚(゚´Д`゚)゚。
ステップで、浅田が全身で喜んでいるという事が伝わってくるので、何度見返しても
あそこで「喜んでる!真央がすごい喜んでるよ!!(´;ω;`)」と、幸せになります。

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結果として、羽生、町田、高橋、浅田、鈴木の5名が入賞。(すみません、そういえば8位まででしたね。うっかりしていました。)

・・・ε-(A´ω`;)・・はーぁ・・・
本当、SPの演技がもう遠い昔のようです。2日前ですが(笑)。
たくさんドラマがありましたね。

真央、おめでとう!!
ほんっっとうによかったです。


おまけ

今見たらじわっと来る。

最高のジャンプを見せていただきました。


「いままで1番強い浅田真央を見せたいです」
観ましたよ、観ましたとも!



↓いまさらすぎますがツイート機能があったとは。
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シーズン中のPCSが五輪でどれだけ上がったのかとかの比較も見てみたいです。

基礎点高いプロを見た目ノーミスで素晴らしい演技をして、すべてレベル4をとって、かつ滑りの美しさも兼ね備えていたというのに
一部の上位選手にだけPCSと加点インフレされちゃうだけで、こんなに簡単に抜かされてしまうとは…
良い演技を見てとても幸せな気分になったとともに、競技自体に失望してしまいました
メダルのメンバーは(順番はともかく)納得していますが、FS一番は絶対に真央だった。


| URL | 2014/02/22/Sat 09:57 [Edit]
採点方式を変えるべきですねー。
GOEで飛んでもいないジャンプの点数が稼げてしまうことは
間違っていると思います。

減点方式に変えればすっきりするのにと思います。
ジャンプでツーフットだったら-0.5とか、1/2の回転不足だったら-1とか。
そうすれば、難度に応じた得点になると思います。
演技構成点も、難度の高さや多彩なジャンプで構成されているとか、
そういう視点で見るべきですよね!

なんで今みたいな方式になったんですかね??
| URL | 2014/02/22/Sat 13:01 [Edit]
鈴木選手
も8位入賞ではないでしょうか?
それはおいて、素晴らしい分析で、勉強になりました!
| URL | 2014/02/22/Sat 13:35 [Edit]
泣けます・・・
熊子さん、早くの分析ありがとうございます。
ソチは茶番と変わらないどころか、その上を行く粗末で稚拙な(=粗稚)五輪でしたね。。。
でも今回の結果で、特にフィギュアファンでない人たちの反応は変わりましたよ。4年前と明らかに違うのは、キムヨナ大絶賛の声は消えました。点数と演技の乖離に気づいた人も多かったです。

真央ちゃんの動画でまた泣いてしまいました。一昨日から泣き通しです・・・!
舞々 | URL | 2014/02/22/Sat 14:47 [Edit]
ソチでは、結局、ノーミスなら、ロシアっ子、ヨナ、コストナーの台乗りは
決まってたたように思う。
ただ、真央ちゃんが、ショートでノーミスなら、どうなってたか?
まあ、キムヨナが金メダルではなかっただけでもまだ、まともな大会だった。
これが、ロシアじゃなかったら、きっとキムヨナが金メダルっだったでしょうね。
私は、真央ちゃんには、きっぱり引退してこれから、自分の人生を
楽しんでもらいたい。
間違っても、4年後目指してトリプルアクセル頑張ります!なんて、
言わないでほしい!

みどり | URL | 2014/02/22/Sat 15:39 [Edit]
なぜ?
真央さんのフリーを見て初めて泣きました。
今までも感動した演技はありましたけれど、泣くことはなかった。
自分の中ではフリー1位です。
1~3位の演技がかすんで見えました。

なぜ真央さんはGOEが取れないのでしょうか?
ジャンプを見直し流れもでてきた、その他はレベル4はとれる。
でも加点が少ない。バンクーバー前からでしたよね。
コストナーやアレのようにスカプロにして長ーい助走をつけたジャンプにすれば加点がもらえるようになったんでしょうか?
アレがもっと早くやめていればもらえたんでしょうか?
他の選手はもらえるときももらえないときもある。
エッジエラーも取られたり取られなかったりの人もいる。
でも真央さんはいつもマイナス。
なぜもっと気前よく点数がでないのか?構成を落としてノーミス演技を続ければ点がでたのか?
ISUがなにがなんでも点数をくれない理由はなに?アレの点数を越えられたら困るから?

今回のオリンピック。
見た目ノーミスなら1位ロシアのどっちか、2位アレ、3位コストナーと決まっていたのですね。
そこに誰も割り込ませてはいけない。だから実際より低得点にしなければならなかった。
上位の選手の採点に時間がかかったのも、ジャッジが必至で点数操作をしていたからでは?
もうほんとに茶番ですよ。ばかばかしいです。
真央さんはすっぱり引退してやりたいことをやって、今後の人生を幸せに幸せにすごしてほしい。

run | URL | 2014/02/22/Sat 23:59 [Edit]
無冠の女王
何時も楽しく、ブログを拝見しています。
オリンピックの舞台で あれ程、素晴らしい演技をした真央ちゃん… 無冠の女王で良いのでしょうか?
拍手の方でもコメントをしましたが(しつこくて、すみません汗)メダルに手が届かなかったから…
たったそれだけの理由で、一部の人の記憶にしか残らないなんて寂し過ぎます。
もし、私達の何人かがスケート協会に
「女子で、2大会連続のトリプルアクセル成功」「8トリプル成功」←極端な回転不足や転倒が無ければ、認可されても良いと思うんですが…ダメでしょうか?
の件で、ギネスに申請して欲しいとお願いすれば 何かが変わると思いませんか?
まぁ、下朝鮮の奴等に笑われるかも知れませんが、向こうだってねぇ?
あれだけ、素晴らしい演技をして 黒猫様が今、頑張って下さっている「ファンの人達からのご褒美」だけでは
KYを讃えようの下朝鮮メダルと変わらないし…苦笑
世間の「真央ちゃん、メダルが取れなくて期待外れ」と言っている人達が、今度は
「ファンの人達からの御情けメダル」と言い出す可能性だって否定できませんよね?
もし、そうなったら滅茶苦茶、悔しくないですか?
その為にも、ギネスに認めさせたい… 
連日のオリンピック観戦疲れからか、フィギュアを知らない世間の人達にも 真央ちゃんの偉業を伝える事が他に思い浮かびません(苦笑)
でも、オリンピックだからフィギュアを見たと言う、世間の大半の人達は 金メダルと銀メダルのFPが
真央ちゃんのFPより凄いと思っているんですから!
SAVE THE MAO プロジェクトとして立ち上げたい位です(笑)
突然、お邪魔して こんな突拍子もない事を言い出して失礼しました
でも、言わずにはいられませんでしてので、此処で言わせて頂きました

ねね | URL | 2014/02/23/Sun 17:27 [Edit]
体力的精神的ダメージの意味のない団体戦
日本なんてペアとダンス最悪なんだから元々むりだったんです。私はオリンピック見ませんでした。ニュースでしか見てないけど泣きました。まんまと罠にはまったわけです。橋下聖子がぐるでね。
りんごちゃん | URL | 2014/02/24/Mon 20:34 [Edit]
ISUのPCS採点方法
初めまして。
こちらのブログへの投稿ルールが分からないので、良いようにお取り扱い下さい。

私は最近、フィギュアの陰謀論なるものを知りました。
いくつかその主張を見たのですが、どうも「演技構成点」を誤解して、ムダに苦しんでいるように見えます(あの国が絡めばよけいに悩みが深いでしょう)。
たしかに、日本語のコンパクトな良い解説が見当たりません。

PCSは、TES対象要素実行時間以外の演技の「技術的」評価です。
サーシャ・コーエンやエマニュエル・サンデュが散々言われたことですが、バレエ的な「美しさ」を優先すると、むしろ評価が下がります。

TESでは得点しない演技中のターンやステップ、イーグルやイナバウアーの数や難度を数え、体幹バランスの動き、演技の流れや滑りの早さなめらかさ、音楽との同調性などなど、5項目の中で更に細分化されたスケート技術を、演技を通してどうだったかを評価しています。

ISUは、広いリンクを動き回る選手を見ながら制限時間内の採点で、審判の判断のばらつきやミスの可能性を認めており、審判団の平均をさぐる採点システムです。
選手の演技は試合毎に違い相対評価はムリ、その試合の演技だけを見ての絶対評価です。
特にオリンピックはピーキングを合わせられるかが勝負で、それまでの試合が参考になりません。

パトリック・チャン・スコアと揶揄された頃は、張り合えるのは高橋大輔くらいでしたが、羽生結弦は、ジャンプが得意で助走が短くリカバリの空白が要らない分、要素を詰め込んで点差を縮め、ソチのフリーで後半音楽に遅れたチャンに2点差まで追いつきました。
それまでの参加試合数は関係無いので、シニアデビュー1年生のジェイソン・ブラウンは、ソチのフリーはPCSだけなら5位でした。

キムヨナは、自分の能力を最大限に生かすプログラムで、質の高い要素を、審判が評価しやすいようじっくり見せて、ルールをうまく利用しています。
コストナーは、ジャンプミスで崩れてPCSが上下していたのが、うまくまとめるようになって、PCSが高止まりするようになりました。

浅田真央のノクターンは、ローリー・ニコル渾身の点取りプログラムです。
ソチでもジャンプ以外はまとめたので、PCSを落とさずフリーにつなげました。
タラソワは、シングル女子の見せ方が下手で点が出にくいのですが、そういうプログラムに挑戦することがモチベーションになるなら、選手の好きにできるのが日本の良さです。
それで、あの彼女の涙と笑顔を見ることが出来たのですから。

英語の聞き取りが出来るなら、ISU Components で動画を探して5項目とも見るのがお勧めです。
バンクーバー以前に作成されたらしく、参考映像の選手のその後を知っていると、感慨深いものがあります。
真央ノクターンに好意的ですよ。

まりごっく | URL | 2014/08/05/Tue 06:47 [Edit]
ISUのPCS採点方法
初めまして。
こちらのブログへの投稿ルールが分からないので、良いようにお取り扱い下さい。

私は最近、フィギュアの陰謀論なるものを知りました。
いくつかその主張を見たのですが、どうも「演技構成点」を誤解して、ムダに苦しんでいるように見えます(あの国が絡めばよけいに悩みが深いでしょう)。
たしかに、日本語のコンパクトな良い解説が見当たりません。

PCSは、TES対象要素実行時間以外の演技の「技術的」評価です。
サーシャ・コーエンやエマニュエル・サンデュが散々言われたことですが、バレエ的な「美しさ」を優先すると、むしろ評価が下がります。

TESでは得点しない演技中のターンやステップ、イーグルやイナバウアーの数や難度を数え、体幹バランスの動き、演技の流れや滑りの早さなめらかさ、音楽との同調性などなど、5項目の中で更に細分化されたスケート技術を、演技を通してどうだったかを評価しています。

ISUは、広いリンクを動き回る選手を見ながら制限時間内の採点で、審判の判断のばらつきやミスの可能性を認めており、審判団の平均をさぐる採点システムです。
選手の演技は試合毎に違い相対評価はムリ、その試合の演技だけを見ての絶対評価です。
特にオリンピックはピーキングを合わせられるかが勝負で、それまでの試合が参考になりません。

パトリック・チャン・スコアと揶揄された頃は、張り合えるのは高橋大輔くらいでしたが、羽生結弦は、ジャンプが得意で助走が短くリカバリの空白が要らない分、要素を詰め込んで点差を縮め、ソチのフリーで後半音楽に遅れたチャンに2点差まで追いつきました。
それまでの参加試合数は関係無いので、シニアデビュー1年生のジェイソン・ブラウンは、ソチのフリーはPCSだけなら5位でした。

キムヨナは、自分の能力を最大限に生かすプログラムで、質の高い要素を、審判が評価しやすいようじっくり見せて、ルールをうまく利用しています。
コストナーは、ジャンプミスで崩れてPCSが上下していたのが、うまくまとめるようになって、PCSが高止まりするようになりました。

浅田真央のノクターンは、ローリー・ニコル渾身の点取りプログラムです。
ソチでもジャンプ以外はまとめたので、PCSを落とさずフリーにつなげました。
タラソワは、シングル女子の見せ方が下手で点が出にくいのですが、そういうプログラムに挑戦することがモチベーションになるなら、選手の好きにできるのが日本の良さです。
それで、あの彼女の涙と笑顔を見ることが出来たのですから。

英語の聞き取りが出来るなら、ISU Components で動画を探して5項目とも見るのがお勧めです。
バンクーバー以前に作成されたらしく、参考映像の選手のその後を知っていると、感慨深いものがあります。
真央ノクターンに好意的ですよ。

まりごっく | URL | 2014/08/05/Tue 06:50 [Edit]
Re: ISUのPCS採点方法
まりごっく様

はじめまして。投稿ルールというものは特にありませんが、中傷や不謹慎な内容が含まれていないかぎりは大丈夫です。

まりごっく様が具体的になにをおっしゃりたいのかよくわからないのですが、下記のように受け止めてよろしいでしょうか? ○=まりごっく様のご意見。→=私からの意見。

○バレエ的な美しさは評価されない
→ルールブックにそう書かれていない以上、これは適切な説明だとは思えませんし、私個人はバレエは好きではないので、バレエ的な美しさとやらは具体的に何なのかはわかりません。ただ、TSLのレッスンでも、バレエの動きを参考に、綺麗なスケーティングをする練習法を教えています(米国人コーチのようです)。ロシアでもバレエを教えながら次期エース候補生たちにフィギュアを教えています。フィギュアで、バレエが軽視されているなんて事はありえないように感じます。米国のキャロルコーチも、教え子にバレエのレッスンを受けさせて、とても姿勢がよくなったと語られていました(TSLインタビュー)。
○IJSは1度も乱用されたことがなく、ジャッジは常に正しい判定を行ってきた。
○ロシア女子のPCSが突如10点以上あがったのもなんら不思議なことではない。また、ソトニコワとキムヨナの演技構成は同じレベルであり、彼女たちは自分たちの能力を最大限に生かすプログラムで、質の高い要素を、審判が評価しやすいようじっくり見せて、ルールをうまく利用した。
→「じっくり見せる」というのは具体的にどういうことなのでしょうか?ジャンプを飛ぶ、スピンを回る。これらをじっくり見せるというのは難しいと思うのですが。毎回ジャッジの近くでエレメンツをこなしていれば偏りが出ますし、満遍なくリンクを使えていない証拠になります。じっくり、とはなんですか?
○チャンフレーションなどなく、正当な判定でチャンは世界選手権を3連覇した。
○コストナーのフリーのジャンプミスはたいしたことがないので、ミスがないのも同然であり、PCSが高止まりするのは自然なことである。
→「ジャンプミスで崩れてPCSが上下していたのが・・・」と説明しつつ、上記には、「PCSは、TES対象要素実行時間以外の演技の「技術的」評価」と説明なされています。これは矛盾していませんか。
熊子 | URL | 2014/08/05/Tue 10:59 [Edit]
PCSの説明を、再度試みます
ご返信、ありがとうございます。
操作ミスで2重投稿になったのは、お手数ですが、どちらか消して下さい。

私が言いたかったのは、「PCSの定義とその採点法」を誤解してませんか?ということです。
PCSについての理解は、どこから得たものですか?

こちらを含め、なぜか「TESの評価対象で得点する要素の「芸術性」をPCSで評価する」という前提があるように感じます。

あまりに自明のことは、ルールブックにわざわざ書きません。

フィギュアでは、バレエの基礎は陸練に推奨しても、発表会やポワントは非推奨です(これを理解して協力してくれるバレエ教師を探すのが大変)。
良しとする身体表現が重なる部分もありますが、氷上(スケート靴)と地上(ポワント)では身体の使い方が違うから、競技フィギュアでスケート技術を評価する基準に、バレエは関係無いんですよ。

そして、PCSで評価されるのは、TES対象要素実行時間以外の演技中の「スケート技術」です。
TES要素の実行時間なんて、全演技時間の3分の1も無いでしょう。
TES要素だけ評価するのではなく、TES対象以外の3分の2以上の時間を占める演技の技術を評価するのが、PCSです。

TES要素は、PCSの評価対象外ですが、PCSに影響することはあります。
例えば、ジャンプミス後に、音楽に遅れたり、振り付けの要素を省いたり、動揺してそれ以降の動きや滑りが精彩を欠くなどすれば、審判は見逃さないので、PCSは下がります。
逆に、ジャンプの成功で気分が上がり、演技中に身体が大きく動いてスピードが出れば、PCSは上がります。

…ここまで、ご理解頂けると、あとは話が早いと思うのですが。

昨日ご説明したように、PCSは、TESのように要素表にある要素だけ評価するのと違い、多岐の項目を見分けて行く必要があります。
制限時間内の忙しい採点作業に、そもそもISU自体が、審判に完全無欠の採点が難しいと認めた上での集団採点システムです。
それでも結果に不満があるなら、見直しを求める提訴も可能です。
新採点システムを理解していれば、審判はミスをするもの、が前提です。

>○ロシア女子のPCSが突如10点以上あがったのもなんら不思議なことではない。また、ソトニコワとキムヨナの演技構成は同じレベルであり、彼女たちは自分たちの能力を最大限に生かすプログラムで、質の高い要素を、審判が評価しやすいようじっくり見せて、ルールをうまく利用した。

私の文章が改変されて、意味が変わってしまってます…。
PCSは、試合毎に演技次第で上下するものです。
例えばジェレミー・アボットは、ソチとさいたまのショートが7点違います。
ロシア女子は細かく見てませんが、難プロに手こずってやらかしていたのが、ソチではまとめたということなら、10点くらい上がるかも。

ソトニコワは、詰め込み型の難プロで、キムヨナのじっくりとは対局に、動き回ることでPCSを稼ぎました。
選手の調子もプログラムもさまざまな試合で、「技術」を基準した評価で順位付けできるのが、新採点システムの良いところです。

>○チャンフレーションなどなく、正当な判定でチャンは世界選手権を3連覇した。

チャンも踊れる高橋の格好良さに憧れていて、人気でいえば高橋でも、フィギュアの試合では、高速でコンパルソリを滑ってクワドを跳ぶ方が、点を稼げます。

>○コストナーのフリーのジャンプミスはたいしたことがないので、ミスがないのも同然であり、PCSが高止まりするのは自然なことである。

これも、そんなこと全然、書いてません…。
コストナーは以前はジャンプ転倒が豪快すぎて、ジャンプミス以降の演技がグダグダになり、TESだけでなくPCSまで下げて、順位を落としていました。
スケート技術はあるのにもったいなかったのが、最近はジャンプミスしても落ち着いて演技をまとめられるようになり、本来のスケート技術に見合ったPCSで安定している、という意味です。

選手がジャンプ転倒でPCSを下げないのを、当然と思っていませんか?
ふつう転んだら痛いしミスに凹んで演技に影響するところ、それってすごいことですよ。
転倒後も、身体が自動的に演技に戻って続けるように、練習した賜物です。
そんなところも見ながら、選手の応援をしたいですね。
まりごっく | URL | 2014/08/06/Wed 22:38 [Edit]
Re: PCSの説明を、再度試みます
まりごっく様へ

お返事をありがとうございます。文章の改変はまりごっく様のスタンスがよくわからなかったので、「こういうことでしょうか?」という意味合いも込めてのことでした。訂正をありがとうございます。返答はもうしばらくお待ちください。PCSの知識は英語サイトやブログ、そしてTSLや動画などを参考にしました。たとえば、IJSと検索すれば、こちらのサイトがHITされます:http://www.usfsa.org/New_Judging.asp?id=289

後、コストナーはTESがガタガタでもPCSはほとんど無影響でした。コンスタントにあがりっぱなしです。
SPのグラフ:http://blog-imgs-48.fc2.com/i/l/u/iluvsk8/KostnerSP.png
FPのグラフ:http://blog-imgs-48.fc2.com/i/l/u/iluvsk8/KostnerLP.png

先に伝えられることは、まりごっく様の見解に私が理解を示すことはないと感じたという事です。1つに、絶対評価ではないです。毎年すべてのトップ選手の必ずPCSが上がるのがその証拠だといえます。わざわざシーズンベストかどうかが出てくる以上、比較されているのは間違いないです。キムヨナとソトニコワに関してですが・・・もし、絶対評価なのであれば、PCSによると彼女たちの演じ方に違いがあっても、能力に違いがないという評価が出ていますが、これには同意しているということですか?ということを聞きたいがために勝手ながら文章を改変しました。申し訳ありません。それと、「じっくり魅せる」ということが具体的になんなのか、まだ説明いただけてないのでなんともいえないです。キムヨナはスパイラルの不安定さ(ほとんどキープせず、エッジワークもない)やステップのエッジワークの弱さから、PCSで稼げる点が見当たらないです。キムヨナはクロスオーバーが多いとTSLでも指摘されてます。

それと、こちらの記事を拝見しても、私が”「TESの評価対象で得点する要素の「芸術性」をPCSで評価する」”と誤解していると感じられますか?

http://iluvsk8.blog.fc2.com/blog-entry-448.html

しっかりとしたお返事はもうしばらくお待ちください。
熊子 | URL | 2014/08/07/Thu 07:54 [Edit]
正しいルールの理解が、選手の得点を伸ばす
ご返信、拝読しました。

コストナーのグラフはご苦労様でしたが、スポーツ選手は記録を伸ばす努力をするものだから、変動しながらも全体的に見れば、現役中はTESとPCSは上がって当たり前です。
点も順位も希望ほど上がらなくなれば、引退する潮時です。

トップ選手は、PCSの伸び代は少ないのに落ちる余地は大きいので、新プロでのシーズン始めはPCSが下がることがあります。
滑り込んで上がることもあるけど、点取りプログラムでなければ限度があります。
高橋大輔は、それでシーズン中にプログラムを変更したことも。

ご紹介頂いた浅田真央とキムヨナの比較記事を見ましたが、これはそのまま、なぜ、浅田がキムほど点を取れないかの説明になってしまいます。
ホップも、スピードのあるクロスで距離を伸ばすのも、PCSで得点しますから。
キムヨナは、ウィルソンの点取りプログラムだから、無駄なことなんてしません。
こんな切り取り方では、浅田の方がスカスカ・プロに見えます。

英語力がおありではないのでしょうね…。
米スケ連の記事を挙げてますが、読んで理解しているとは思えません。
でも、英語が分からなくて幸せですよ。
ソチの英語実況で、キムヨナのエッジワークを、さすがクイーンとか言ってべた褒めしているのを聞かずに済みますから。

思い込みで持論を展開するのはご自由ですが、実社会でフィギュア関係者に接する機会がもしあれば、持論の押しつけは遠慮しておきましょう。
選手は、新採点システムと審判を信頼しているから、フィギュアを競技として続けているので、外野の不用意な口出しは、選手を困らせることになりますから。
まりごっく | URL | 2014/08/09/Sat 01:51 [Edit]
分からりません。まりごっくさん
まりごっくさんの持論はよくわかりませんでした。

その1 羽生はジャンプが得意で助走が短く、リカバリーの空白がない分、要素    をつめ込んで、点数を 縮めて、後半音楽に遅れたチャンに2点差まで    追いついた。

  これを読むと、助走が短く、要素を詰み込んだ演技と言うのは、点差を縮められる要因であると書いている様に思えます。 でも、女子になると、なぜ、浅田の助走が短く、要素が詰め込まれた演技の評価をしないのでしょうか?

その2 バレエ的な美しさは評価されない。

 そんな事はないでしょう。上げた足がまっすぐか、ささえている足のひざが曲がっていないか、バレエにもフィギュアにも共通点は沢山あります。ある以上常識的にこれが評価されないとは理解ができません。フィギュアはひざが曲がっていた方がいいとでも?あるいは、曲がっていても真っ直ぐでも、同じとでも?私だったら、同じ速さだったら、ひざがまっすぐな方に高得点を与えます。それは、そうだと言われるならやはり評価されている事になるのではありませんか。なぜ、評価されないという言葉を使われるのでしょうか。?こういうところに差を付けて、美しい演技をするために、多くのスケーターはバレエもならっているのではないでしょうか。

その3 審判が評価しやすい様にじっくりみせて・・・。

 これはどういう事でしょうか?私も熊子さんの返事を読む前に、同じように、このじっくり見せてという言葉に引っ掛かりを覚えました。

その4 コストナーは以前はジャンプの転倒が豪快過ぎて、ジャンプミス以降の演技がグダグダになり、TESだけでなくPCSまで下げて順位を落としていた。

 今回のワールドでもジャンプの転倒がありましたね。今度はまとめられたのでしょうか?ジャンプミスが多すぎてもグダグダになったとは言えないのでしょうか?以前のジャンプの転倒とどのようにちがうのでしょうか?よく分からないので具体的におしえてください。スケート技術が上手だったら点が下がらないというのは、わかりますが、コストナーは昔からスケート技術が上手だと言われています。なぜ、以前は点が上がらなく、今度のワールドでは上がったのでしょうか。まとめられたからというだけでは分かりずらいのです。

その5 外野の不用意な口出しは選手を困らせる事になる。

 じゃあ、万一、不正があった時でも、だれも何にも言えないという事ではありませんか。過去、フィギュアで一度も、不正がなかったのでしょうか。?あったじゃないですか?皆で、おかしな点は検証しながら、目を光らせる。これこそ、不正の歯止めにもなり、選手を守る事だと私は思います。

その6 タラソワはシングル女子の見せ方が下手で・・・

 そんな事は有りません。私は大好きです。見せ方などのテクニックというよりプログラムそのものが好きです。タラソワさんに悪いですよ。

その7 英語力がおありではないのでしょうね。

 そんな言葉を平気で言えるとは・・・。熊子さんに失礼だと思います。
熊子さんは、真摯に対応していらっしゃるのに、残念です。フィギュアが何たるかなんて語る以前の人としての問題です。どうかこのような議論をするときにそのような言葉は使わないでくださいね。不要でしょう?
  

  
野バラ | URL | 2014/08/09/Sat 20:32 [Edit]
Re: 正しいルールの理解が、選手の得点を伸ばす
やっぱり荒らしだったかという印象ですが、まじめに回答いたしますと、まりごっくさまの見解には一貫性がないので、矛盾が多すぎます。

まず1つに、まりごっくさまはジャッジの採点法に肯定的だったようですので、「ソチの結果をみると、ソトニコワとキムヨナの(PCS面で)実力に違いがないということですがこれには同意しているのか?」という質問を回答するのを避けておられますよね。

>ロシア女子は細かく見てませんが、難プロに手こずってやらかしていたのが、ソチではまとめたということなら、10点くらい上がるかも。

ろくに女子金メダリストの演技も見てないのに、どうしてジャッジの採点法に肯定的なのか。


> コストナーのグラフはご苦労様でしたが(嫌味どうも)、スポーツ選手は記録を伸ばす努力をするものだから、変動しながらも全体的に見れば、現役中はTESとPCSは上がって当たり前です。

これも間違っています。TESは選手によって異なります。PCSは全体的に見てあがるものですが、TESは違います。

> ご紹介頂いた浅田真央とキムヨナの比較記事を見ましたが、これはそのまま、なぜ、浅田がキムほど点を取れないかの説明になってしまいます。
> ホップも、スピードのあるクロスで距離を伸ばすのも、PCSで得点しますから。
> キムヨナは、ウィルソンの点取りプログラムだから、無駄なことなんてしません。
> こんな切り取り方では、浅田の方がスカスカ・プロに見えます。

これは野バラ様が華麗に反論されていたので、私がこれ以上付け加えることはほとんどありません。ただ、”こんな切り取り方”とおっしゃいますが、あれ以上どうやったら双方のプログラムをわかりやすく切り取れるのでしょうかね。

無駄が多いプログラムだということは明白ですが。
http://blog-imgs-69.fc2.com/i/l/u/iluvsk8/comparisonbwmy.png

英語が達者なまりごっく様には翻訳が不要ですので英語のままで反論させてもらいますが、キムヨナはPCSの採点法と照らし合わせても、

Interpretation の ”Effortless movement in time to the music”、
Skating Skillsの”Flow and effortless glide ”、”Power/energy and acceleration ”、
Transitions/Linking Footwork & Movementの”Difficulty”、”Intricacy”・・・・と、

最低5つの項目に当てはまらない効率が悪く中身のないプログラムを滑っています。

さらに、キムヨナのフリープログラムはわかりやすくジャンプ構成に偏りがあるので、
Transitions/Linking Footwork & Movementの"Variety"にも当てはまりません。

↓ここらへんはただの中傷・挑発なので、スルーします。
> 英語力がおありではないのでしょうね…。
> 米スケ連の記事を挙げてますが、読んで理解しているとは思えません。
> でも、英語が分からなくて幸せですよ。
> ソチの英語実況で、キムヨナのエッジワークを、さすがクイーンとか言ってべた褒めしているのを聞かずに済みますから。
>
> 思い込みで持論を展開するのはご自由ですが、実社会でフィギュア関係者に接する機会がもしあれば、持論の押しつけは遠慮しておきましょう。
> 選手は、新採点システムと審判を信頼しているから、フィギュアを競技として続けているので、外野の不用意な口出しは、選手を困らせることになりますから。

バレエ要素を含めた表現は下記で評価されるようにできています。

Performance/Execution
・Physical, emotional and intellectual involvement
・Carriage (and body alignment - synchronized)
・Style and individuality/personality
・Variety and contrast

Choreography/Composition
Purpose (idea, concept, vision)
Phrasing and form (movements and parts structured to match the phrasing of the music)

Interpretation
Expression of the music's style, character, rhythm
Use of finesse* to reflect the nuances of the music

白鳥の湖のような王道のバレエの曲でバレエ要素を取り入れたら評価が下がるなんて、どれだけ斜め上の発想をお持ちなんだか。
熊子 | URL | 2014/08/11/Mon 11:19 [Edit]
まりごっくさんへ
 まりごっくさんの言い分を一生懸命理解しようとしたのですが、熊子さんのおっしゃる様にあなたの見解には一貫性がなく、矛盾だらけでしたよ。だから素人の私にはさっぱり分かりませんでした。一般常識から考えても理解しにくかった。
 熊子さんの説明でよくわかった位です。
 人のブログで異論を述べる時はもっと精査してからじゃないと・・・・。
もっと精査してから来てください…と言いたいところですが、今回、一つの矛盾点を取り繕っても、さらなる矛盾点が又出てきます。出だしが悪かった。
だから、今回は、これでお終りにしましょう。
野バラ | URL | 2014/08/11/Mon 15:38 [Edit]
変なの湧いてたんだあ
この手の連中ってキムヨナの素晴らしさの具体例をまるで語らないんだよなあ
https://www.youtube.com/user/germann1968/playlists
良い例とか悪い例の模範演技みたいのもあるんだね
良い例とかとは似ていない普通か悪い例と
似ているようにしか見えないキムヨナ

PCSってTESと関わる部分も含んでいると思う
Skating skills. Balanceでジャンプの着氷時とステップ中としか
思えないものもあったし
Performance & executionなんて姿勢は結構重要みたいだよ
スピンの姿勢が悪くて影響しないとは思えないね
フィギュアスケート関連まとめ Wiki(仮)でTRの一部以外は
全部日本語に翻訳されたみたいだよ
utaka | URL | 2014/08/13/Wed 16:49 [Edit]
http://youtu.be/lQOA7wF_EZU
フィギュアスケート関連まとめ Wiki(仮)に訳はあります
昔はキムヨナもいい演技してたんだな
最近は漕いでるだけ、つまらない、見どころどこ?
な演技になっちゃったね
utaka | URL | 2014/08/15/Fri 23:29 [Edit]



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